こんばんは。今日は暖かかったですね。
工場の向かいのお宅の木立でウグイスが鳴いていました。まだルーキーのよう。鳴き方がたどたどしい（笑）。いっぱしのさえずりを聞けるようになるまでにはまだ少し時間がかかりそうです。
春がやって来ました。
本日とは真逆の天気の先週の土曜日。銀座のシュラスコ屋さん、『バッカーナデマイス』を、とても幸せな気持ち＆満腹感（笑）と共に後にした僕達。おしまいにお土産を買って帰宅の途につきます。
みぞれが降りしきる中、３人で向かったのは銀座６丁目。『バッカーナ』さんが８丁目でしたのでほんと御近所、隣り組。ゆっくり歩いても４，５分でお目当てのお店に到着～♪。
とても小さなお店でした。気にかけていないと素通りしてしまいそうなほど。けれど和菓子好きな方でこのお店の名前を知らない人はいないはず（いたらモグリ。笑）。
お店の名前は『空也』さん。
創業、明治１７年！
歴代のお得意様の中にはあの夏目漱石先生もいらっしゃったそうで、著書『吾輩は猫である』にこちらの和菓子が登場しているそう。
覚えてない・・・。まあ読んだのが４０年以上前ですから無理もないか。ちなみに『二百十日』には『エビスビール』が出て来た記憶が。
甘い物よりアルコールのほうを覚えていたかー。
まあどちらも好物ですが（笑）。
こちら『空也』さん、品物の味が落ちるからと支店は出さない、通販もしない。食べたきゃお店に行くしかない。それも予約してからじゃないとまず手に入らない。なぜなら１日の販売予定数がほぼ予約で埋まってしまうので。予約は電話か直接店舗にて。そして日祝日は定休日。
気になってはいたのですが、あまりにハードルが高すぎて
（当分、買いに行けないなぁ。）
と半ば諦め、日々の煩雑の中でその存在すら忘れかけているとTVで紹介されてまた思い出してー。
そんな堂々巡りを繰り返していた今月の日曜日、奥さんから耳よりな情報が入りました。それはー
「今なら『空也』、予約できるらしいよ。」
って情報。どうやらあの馬鹿コロナのせいで予約が滞っているらしい。皆さん、出歩かないから。
奇しくも次の土曜日がバッカーナでの食事会でしたので月曜日の朝ダメ元で電話してみたところ運良く予約できたので
、こうしてお店にうかがった訳です。
※話し中が続き３０回ほどかけ直しましたが。
お店の入り口には『本日売り切れ』のビラが雨に濡れていました。
そしてお店の中はー
狭い！とっても狭い。店員さんお２人に僕達３人でほぼ埋まる。商品の陳列棚などはなく店員さんの後ろにはたくさんのもなかの箱がうず高く積まれておりました。
予約していた旨を伝え、いただいたのがー
『もなか１０個入り』
コストの関係か個包装もなく二段重ねになってます。（これは自宅用。進物用もあります。包装紙が違うはず。）
保存料・添加物は使っていないのに賞味期限は１週間。
少しづつ変化する皮と餡の食感が楽しめるんだって
『空也』の文字が輝いてます！
鼻を近づけると少し焦げたような香ばしい皮の香りが僕の理性を・・・理性を・・・
（も、もなかさん。僕はき、君の事を・・・。もう・・・、もう・・・）
ハグッ！
我慢出来ずにもなかさんをいただいちゃいました。いえ、おかしな意味ではなく。
※おかしな意味にしか取りようがない。お菓子だけに（笑）。←？？？
で食後の感想ですか？
はい、唇がとても柔らかかったです
！
ではなく（笑）、しっかりと甘い餡にパリパリの皮の食感がなかなか。売れ続けるわけです。
小ぶりですので思わず２個３個いけちゃいそうー。嘘です、５個いけます（笑）。
でも日１日と変わっていくもなかさんにも会いたいので今日のところは１個で止めておきましょう。
嬉しい事にまた１つ好物が増えてしまいました。
※馬鹿ウイルスの唯一の手柄だ（笑）。
また予約しちゃおうっと。
箱に同封されていたしおりを読むと季節の和菓子も販売していました。今度はこちらも予約せねば。
なんだか今年は美味しいものの当たり年になりそうな予感。
性欲がなくなったおじさんには食欲だけが生きる糧になってしまったのであったー。
※嘘です。性欲あります！って肯定するのも気恥ずかしい（笑）。
最後は下ネタで失礼。
それでは。