こんにちは。千葉県東葛地方、久しぶりにまとまった雨が降っています。
(ずーっと雨降ってなかったもんなぁ。ちょうどいいお湿りだ。。。)
などと思えるほどおじさんは人間が出来ておりません。
(さっさと止めや。調子にのってんじゃねーぞ。雨なんざ大っ嫌いだぁ!)
などと空を見上げ毒づいている次第です。ああ、雨は本当に嫌だ。
そして前回の続き。
「だっ、大丈夫ですか?」←僕をはねた女性。
「大丈夫じゃないです。」←僕。
「本当にごめんなさい。どちらか痛むところはあります?」
気がつくと僕は右ひじを押さえていました。じんじんとした鈍痛。それから左のすねにもヒリヒリとした痛み。良く覚えていませんが転んだ時にぶつけたのでしょうね。
「私の不注意で。。。すみません、私何をすればいいですか?」
「警察に連絡してください。」
「番号がわからないー。」
「110番にかければ最寄りの警察につながります。」
「わかりました。すみません。」
そう言いながらスマホの画面をプッシュする女性の指が震えていました。
(そりゃそうだろうなぁ。)
と思います。逆の立場だったらと考えると。
すぐに電話がつながり早速こちらに来るそう。
「救急車呼びますか?」
「いえ、いいです。」
その後も女性は僕の事を気遣ってくれましたが僕は生返事をしながら『しまむら』の看板の下に腰を下ろしてヘルメットを脱ぐと大きく息を吐きました。
そんな僕のところに近づいて来たのはしまむらの隣りの八百屋のおじさん。
「おい、大丈夫かい?」
「ええまあ。」
「そりゃ良かった。ここの入り口、事故多いんだよ。こないだも同じような事故があってさ。そん時は自転車の大学生が大腿骨骨折だったからな。どっちにしても病院には行きなよ。」
僕は軽く頭を下げ、お礼を言います。そんなこんなで時間が過ぎ、ようやく近くの派出所のお巡りさんが原付に乗って登場。
各々に事情を聴き、調書をとり終えると一言。
「これから交通課が来て現場検証をしますので少しお待ちください。」
との事。
「えっ?じゃあ時間かかります?」←僕。
「ええ、少し。」←お巡りさん。
この時、僕が考えていた事。
(ケジャンが腐っちゃうじゃん!)
ー続く