十数年、お正月はモロッコそれでも色褪せないもの | ラクダと旅する日常

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かれこれ14,5年くらい年末年始に日本にいたことはないのですが、

長くモロッコで過ごしても、モロッコの年末年始に何の感慨もない為か、

私にとってこの期間は、故郷の思い出が詰まったホームシックになる時です。

 

実家では年末になると、亡き祖父母を筆頭に親戚中に配る切り餅を大量につく習わしがありました。

長い廊下に次々と祖父が平らにのした餅が並び、大晦日に食べる蕎麦も硬いそば粉を皆で捏ねて自分たちで打ちました。年越しにはすぐ近くの小さな神社に初詣に行き、一年の祈願をして、元旦の朝はついた餅で家族揃ってお雑煮を食べるのが決まり。

そういう子供の頃に染み付いたものは、どれだけ長く外国に暮らしても決して薄れないので不思議です。

逆にモロッコでは見るテレビも無く、日付が変わるのを待つ必要もなく、毎年11時頃にいつもと変わらず就寝していますw(普段から睡眠はたっぷり!平日で11時‐7時の8時間睡眠です)

 

いつもゲームとYouTubeばかりで何が染み付くのか不安な息子達に、年始は昨年の反省と今年の目標を立てさせました。モロッコ人が思い付きもしない「昨年の反省」という日本ならではの習慣…!

自分がどうだったか自分で省みるってすごく大事だと思うんですよ。

是非ともモロッコでも取り入れて欲しい!子供の頃から習慣付けた方がいいと思う出来事が昨年は多くありました!未来は神の領域だから、未来を定めるのは避けるべきと言うのなら、

尚更過去を振り返って、何を言ったかやったか自省して欲しい。(主に夫に言っています;)

ちなみに息子達と書初めもやってみました。

それぞれ習った漢字から好きな字を書いてもらったのですが、次男が選んだのは「来」。

その後、長男が書いたのは「未」一字。二人合わせて未来なのは偶然?

 

 

私が書いたのは「実現」です。

主体的に実現させていく気持ちを込めて…!

 

 

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