BBCのやり方は汚すぎる | NobunagAのブログ

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この文章を読んだとき、
あるいは聞いたときに
多くの

「まともな日本人」

であれば、

「言論の自由があるので、
(誹謗中傷をしている人は)
多分正義のためにやっているから
誹謗中傷の線引きが難しい。
でも僕は誹謗中傷をなくしたい

というのが東山さんの意見だな、
とわかると思います。

これがわからないのなら、
小学生レベルの国語から
やり直さないとどうにも
なりません。

そして東山さんが語っている
こうした状況というのは
普段からSNSをしていれば
よく目にする問題だと思います。

誹謗中傷をしている人の多くは

「正義のためにやっている」

のであって

「悪いことをしたいから
やっている」

という人は少ないです。

たまにそれもいるんですが、
頭がいかれているので少数です。

例えばジャニーズの
タレントに対する中傷について
俺が苦言を呈すると
そりゃもうしょっちゅう

「被害者のために言っている」

「お前は被害者を否定するのか!」

「悪いことをしたのは
ジャニーズなんだから
文句はそっちに言え」

というリプは腐る程、
飛んできました。


つい最近もいつまでも
旧ジャニーズのタレントを
排除する企業のやり方は
どうなんだろうか、
という内容を書いたら

「毎日、企業を誹謗中傷する
お前こそ狂っている」

という典型的な誹謗中傷を
いただきましたね。

実際のところ俺は、
毎日企業の批判などは
全然していませんし、
よくある

「さよなら◯◯」

といった企業名を挙げての
書き込みすらしていません。

それは自分のルールとして、
例を出してしまえば
サントリーの社長の言動や
彼が代表幹事を務める
経済同友会がそういうことを
煽っていることに疑問は
感じます。

でも、サントリーの社員には
何の罪もないのです。

これは仮にジャニー氏には
罪があった可能性はあるが
タレントに罪はない、と
普段、自分が言っていることと
まったく同じです。

やられたからやり返せばいい、
とは俺は思わないので、
少なくともサントリーの社員には
べつに罪はないんだ、
という認識を忘れないためにも
企業そのものを否定する
タグは使っていないということです。

もちろん運動のひとつとして
タグを使ったほうが広がりやすい、
あくまでサントリーに対する
抗議の意志を表明してるだけで
社員まで恨んだりしてない、
という人が大半でしょう。

だから俺はやめろ、とは
とくに思いません。

ですが単純に自分はそれは
やっていないので、
毎日、企業を誹謗中傷してる、
という理屈は通りません。

それでもこういうリプを
つける人間というのは、

「自分は正義のために
ジャニーズをやっつけてるのに
それに反対するお前は悪人だ!」

つまりは自分こそが正義だ!

という思い込みがまるっきり
病気の妄想かと思うくらいに
ひどいので脊髄反射的に
相手のことも調べずに
平気で的外れな反論を
書いてくるわけです。


「相手が悪いのだから何をしてもいい、
正義のためにやっているんだから
犠牲が出ても仕方ないじゃないか」

誹謗中傷をしている人の大半は
誹謗中傷しているなんて、
思っていないんですよ。

それどころか良いことをしてる、
とすら考えています。

これは本当にもう、
日本に限らずSNSでは
ほぼ毎日目にすることです。

さらにそれが

「本当に誹謗中傷にあたるか?」

というと法的に見るならば
一定の誹謗中傷に値するか
どうかというのはラインもあり、

「批判をする権利」

は誰にだってありますし、

「言論の自由」

が保証されているのが
日本という国です。


東山さんはそうした
SNS等をめぐる状況を正確に

「言論の自由もあるので
線引きが難しい」

と述べているだけです。


ですが本当の東山さんの思いは、
そういう判断の難しさがある
我が国の状況を考慮はしても
彼本人としては

「誹謗中傷はなくなってほしい」

と考えているのですから、
俺なんかが普段思うことと
まったく同じです。


それなのにBBCはこれを
わざと編集して内容を歪めて

「ヒガシヤマは誹謗中傷も
言論の自由だ、と述べた」

という架空のストーリーを
デッチ上げました。

そもそも、インタビューの中で
過去のマネージャーの性加害に
触れた部分にしたって、
去年の段階で事務所として
発表していたにも関わらず
あえて

「初めて明かした」

かのような報道の仕方をして
印象操作していましたよね。


もうね、なんでもするんですよ。

なぜなら自分たちこそが
正義だと思っているから。

「どうやら日本では、
ややジャニーズ問題が
沈静化してしまったようだぞ?」

「とんでもない!
あの悪人たちをさらに
追い詰めなくては!」

「じゃあヒガシヤマに
ギセイになってもらおうか、
セイギのためだから仕方ない」

これを平気でやったのが
今回のBBCの記者や編集者ですし、
それに加担して報道した
日本のマスコミです。

さらにはSNSにいる
ごく一般人であるその辺の
名もなき「本当は善意」の人です。


BBCなんてメディアは、
ダイアナ妃を追い詰めたり
自分のところで冠番組を持っていた
ジミー・サヴィルが
未成年者や病人への
性加害を行っていた事件でも
一部はもみ消しを図ろうとした。

NHKに関してはそりゃもう
数え切れない不祥事や
逮捕者を出しているので
言うまでもないわけだが…

メディアなんてのは、
そんなもんです。


なぜ一部の人が

「BBC様が怒っておられるのだ!」

と怯えているのか知りませんが
イギリス人はメディアなんて
さほど信頼もしていないし、
外国人だからってヒヨるのは
黒船を見てビビっている、
江戸の民みたいな世界です。

べつにイギリス人だろうが、
どこのメディアだろうが
同じ人間なのになぜそんなに
日本が卑屈になって、
怯えねばならないのか
まったく理解できません。


「自分たちの正義のために
わざとヒガシヤマの言葉を
真逆のものに操作して流そう」

これをやった時点で
それは「正義」ではなく「悪」です。

だってどこかに

「罪悪感」

はあったと思いますし、
それすらなかったのならば
もっと恐ろしい。

それこそ正義が暴走して
問題を解決することではなく
そこにいる人を叩くことが
目的になってしまい、
当初の目的をもう忘れてる、
ということです。

ちなみにこうした迫害や
虐殺というのは日本よりも
欧米のほうがよく起きてますし
重大な性犯罪だとか、
猟奇的犯罪などはほとんどが
外国で起きることです。

日本なんか平和な国では
ないですか。

なぜ世界に誇れる素晴らしい国に
住んでいるのに、
平和指数で劣っている
国の方々に怯えるのか
ちっとも理解できません。


日本のアイドル文化そのものも
世界にムーブメントを
巻き起こせるだけの
エンターテイメントなのです。

その先駆けとなったのは
紛れもなくジャニーズだし
とはいえだからといって
性加害がもしあったなら、
それは良くないとは思いますよ。

でも、ジャニーズが残した
功績も痕跡も全て否定すべきだ!

なんてことが正しいわけが
ありません。


「ヒガシヤマの喋ったことは
都合よく編集して、
もっと悪人だと印象づけるべきだ!」

なんて許されるわけがない
じゃないですか…

どこをどうやったら
そんな人権を無視した
とんでもない考えになるのだろうね。


SMILE UP.社が今回、
猛抗議したことはとても
立派だと思います。

多くの人たちがこんな
BBCのニュースに騙されて
また今度は

「東山さんに対する誹謗中傷」

に気づかずに手を染めてしまうんだから
抗議しなくてはならないです。


それに…今回、
SMILE UP.社がしっかりと
経緯を説明して抗議したことは
非常にわかりやすく
筋も通っているので
普段はジャニーズに
否定的な人ですらも

「ジャニーズ相手だからって
嘘を報道していいわけがない」

「叩く目的で報道するのは
さすがにおかしいんじゃないか」

という当たり前のことに
気づいてくれた方も多いです。


もっと多くの方にも
わかってほしい。

問題がそこにあったなら
解決はしなくてはいけません。

が、

「そこにいた人を叩けば解決する」

なんてことはありません。

それどころか

「嘘をデッチ上げてでも
あいつらを悪にしなくては!」

などという誤った正義が
称賛されてはいけません。


BBCは己を顧みよ。

世界の警察でも
監視役でもないのに
日本人をコケにするのも
いいかげんにしろ。