ムロさんはとばっちり…プロデューサーが語るべき | NobunagAのブログ

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これはムロさんには当たり前だが
何の罪もない話だし、
ドラマに向けて準備を
してきただろうから
とても気の毒です。

もちろんムロさんに限らず
他の俳優陣もね。

それとはべつに気になったのは
プロデューサーが中止を
スタッフに伝えるときに

「普通じゃない状況のことを
小学館に言われて」

であるとか

「悔しい気持ちでいっぱい」

とか開き直ってるのは
どうなんだろうね、と。

いや、何の関係もないなら
そりゃ悔しいのはわかるよ。

でもこれ、チーフプロデューサーが
同じなんだもの。

脚本家の相沢友子氏が
迂闊な原作者批判めいた内容を
インスタグラムに書いたことで
大きな事件になってしまった、
それは事実なのだが…

相沢氏はかなり叩かれつつも、
後日コメントを出してはおり
その中では自分は、
原作者側の詳しい意向を
知らなかったこともあって
あんな発信をしてしまった、と
している。

これが仮に本当ならば
悪口みたいなことを
書いてしまったこと自体は
脚本家本人にも責任はあるが、
原作者の意向を伝える
努力をしなかった人間にこそ
責任はあったはずだ。

そしてそれらを統括するのは
プロデューサーなのだから、
当然、チーフプロデューサーが
それに対して何らかの
コメントをするほうが当たり前。

それなのにプロデューサーは
セクシー田中さんの件には
まったくコメントをしないまま、
今度はたーたんが中止になりました、
悔しいです!

では、あまりに筋が通ってないんだよ。

ちなみに俺は小学館にも
問題があったと思ってるから
プロデューサー個人を
責めたいとかではなくて、
同じことが起きないためにも
話し合いをしてほしい、
各自が責任持ってほしい、
というだけだが。

セクシー田中さんでは、
一部の人が出演者まで
叩いていたがそれはさすがに
行き過ぎです。

今回のたーたんにしても
出演する予定だった方々は
どちらかといえば、
被害者。

そりゃそうでしょう、
あくまでもテレビ局側と
出版社とがしっかりしてたら
こうなってないんだから。


ちなみに不買運動なんかにしても、
あまりそれが行き過ぎるのは
また別の被害者を生んでいる。

というのもたまたま
小学館から本を出す予定の方に
わざわざ

「読みたいけど小学館だから
買いません!」

とかコメントしにいく人がいるんだよ。

それに対して本を出す予定の方は
困っており、

「そういうことをされても、
デカい出版社は困らずに
執筆者個人が追い詰められるだけ」

と犯罪学教室のかなえ先生
という方がコメントしていました。


何かについて不買運動をするのは、
まぁ、自由だとは思いますよ。

俺だって週刊文春なんて
買わないからね。

ただ、たまたま小学館から
本を出す予定の人まで
叩いても仕方ないだろ、と。

少なくともその人に
文句を言いにいったり
買いませんよ!などと
コメントする理由が
さっぱりわからない。

これ、執筆者を困らせれば
その執筆者が小学館に

「お前らのせいだ!
なんとかしろ!」

と怒ってくれることを
期待してるの?

そういうことができるほど
権力のある作家なんて
少ないと思いますよ。

まぁ、状況が改善されなければ
小学館から自然に離れていく作家も
出てくるとは思いますが…


でも、芦原先生のことを
応援するという意味では
今からセクシー田中さんを
あらためて買う人がいても
良いだろうし。

確かに結果的には
小学館も儲かって
しまうわけだけれど、
漫画が素晴らしかったことを
世間に広めるためには
それだって一つの有効な
方法ではあります。


こうした作家叩きには
意味がないのと同じことで、
ドラマに出ていた、
あるいは出る予定だっただけで
役者さんを変な目で見るのは
まったくお門違いなので
やめてあげてください。


ムロさんなんて、
本当に気の毒ですから。

新しく良い仕事が来るといいですね。


で、プロデューサーの方は
悔しいです!!
とか言ってるくらいだったら
まずはご自身の言葉で
何か語ったほうが良いとは
思います。

こうして、役者に迷惑が
かかってるので。

多分、それをしないと
状況はなかなか変わりませんよ…

人の命が失われてしまっている
わけですから、
普通のトラブルとは違います…