■ブラックペアン面白い■
ここ二日間で5時間しか
眠っていないので
本当は寝ないとまずいのだが…
ブラックペアンの録画が
気になりすぎて、
結局観ました…
治験コーディネーターの
扱いが現実離れしすぎ云々で、
苦情も出ているようだけど
あくまでもドラマですし。
それを言い出すと、
天才外科医である
渡海先生の存在自体が
絶対あり得ないというか…
最終的にどんな難手術でも
絶対に成功させるから
ドラマ的にはカッコいいけど
実際あんな先生いたら
非常にまずいかと…
患者さんにも同僚にも
ああいう態度では、
さすがに…
俺は医療従事者じゃないから
くわしくはわからないけど
多分、手術ってのは
一人の天才の技量でなく
あくまでチームワークで
やると思う。
あんなにコミュニケーション能力が
皆無であるといくらなんでも
成立しないと思います。
そもそも手術というのは
治療におけるひとつの
過程でしかなくて、
実際には事前の検査から
事後のフォロー、
もちろん患者の心構えなども含めて、
全てがうまくいったときに
患者を救えたといえるはず。
ドラマではどうしても
手術だけがクローズアップされ
そして医療ドラマお決まりの
「よし…成功した…!」
「先生!血圧下がってます!」
「何!?こ、これは…!」
からの天才外科医登場
「は、速い!
あんな難しい手術を
こんなスピードで!!」
もうお約束だよね。
通常そんなことは
多分ないというか、
速い遅いなど競ってないと
思いますし、
もっと淡々と事前の
シミュレーション通りに
丁寧にやると思います。
みんなが協力しながら。
が!!!
ドラマではね、
カッコいいんですよ。
やっぱり。
ピンチになったときに
天才外科医が活躍するのはね。
これはもう割りきって
ドラマとして楽しむのが
絶対お得ですよ。
だって現実をひたすらに
描写していたら
面白くないもの。
以前、介護のドラマで
任侠ヘルパーが
人気を博しましたが
あれも細部は現実とは違う。
が、介護の現実なんかを
淡々と写したって
面白くもなんともないよw
ブラックペアンも
ドラマだからこそ
様々な誇張があるからこそ
面白いんです。
大体さ、渡海先生みたいに
病院に住んでる先生が
おらんだろ。
しかも手術のとき以外は
寝てるかごはん食べてるだけ…
あんな周囲には
クールというより、
ダークに振る舞いながら
病院大好きじゃねーか!
他に趣味ないのかよw
そういうところも
面白いよね。
ドラマの中では
どうしても失敗する役を
させられてしまっている
渡海先生のライバル、
高階先生というのも、
現実だったら素敵な先生だと
感じます。
「限られた天才だけが
できる医療では
一握りの人しか救えない。
機械を導入することで
多くの普通の医師でも
難しい患者を救えるように
していきたい」
これ本当に素晴らしい
理念だと思う。
べつにどんな業界であっても
これは非常に大切なことで
ピラミッドの頂点に立つ
人間だけが輝くのではなくて、
技術の最低レベルの
底上げをするのは、
本当に大切なんだよね。
介護だって似たようなもの。
だけどじゃあ、
天才が必要ないかというと
そんなこともなくて…
このドラマを見ていて
感じることは、
渡海先生は他の先生、
あるいは機械が
失敗しても必ずリカバリを
してるんだよね。
つまりそのためには
天才だって必要ということ。
だから本当は高階先生も
渡海先生も必要なんだと。
胡散臭い雰囲気の
佐伯教授はそこまで
わかって二人を
評価してるのだろうなと。
このドラマは一方に
肩入れしながら見るよりも
何を訴えてるのか
考えながら見ると楽しい。
決してどちらかが善で
どちらかが悪とか、
そうではないと思う。
ドラマの演出上は、
天才外科医カッコいい!
という感じになるんだけど
それは物語としての
わかりやすい着地点として
描かれているだけで、
ドラマのテーマは他にあるはず。