歴史認識について | NobunagAのブログ

NobunagAのブログ

家庭菜園、ゲーム、アイドルなど趣味の話題や、子育て、介護関係のことをつらつらと書いています。

◆歴史認識について◆
 
正しく歴史を認識することは、
日本に住む以上、
日本人として当然のこと。
 
それは自国を守るために他国を攻撃しろということではなく、
そのために他国の文化を否定しろということでもなく、
過去その時代に生きた人に責任をなすりつけろということでもない。
事実は事実として認識しようというだけの話。
 
たとえば慰安婦の強制連行などは、
世界で叫ばれ「日本だけ」が非難されているが
本当にそんなことがあったという証拠がまるでない。
 
なかったという証拠はいくらでも出てきているのに、
それがあったという証拠がほとんどないので、
これを謝罪せよというのには無理があると思う。
 
疑わしきはクロ?
 
疑われたじいちゃんたちが悪い?
 
確かに戦時であり、非常時である。
いつ死ぬかわからない特殊な環境下。
そのうえ軍隊にはいろんな人間がいる。
 
あくまで一部の暴走した人間が、
現地の人を襲ったり、
許されない行為をしてしまったことは、
おそらく間違いなくあるだろう。
(もちろん日本の人も、
アメリカ、ロシアなど外国の兵士からそういう被害は受けている。
お互いに加害者でも被害者でもあるということ。
だから戦争は可能ならばしないほうがいい)
 
それは個人の罪でもあり、
戦争をしてしまったという悲しい事実の結果として、
受け止めなければならない。
 
しかし軍や国家単位でそれを許していたとか、
命令してやらせていたというのはありえない。
現地の女性をことごとく強制連行した、
何十万も虐殺したというのは、
当時の記録にもないわけで。
 
ただ、だからといって文句を言ってくる韓国や中国の人を、
いま必要以上に攻撃しようというのも、
また違う。
 
それじゃただの人種差別だ。
 
何でもかんでも在日の陰謀だとか、
韓国の歌手を出すなとか、
ドラマを放送するなとか
それは違うだろうと思う。
文化はただの文化である。
お互いの国の良いところ、
面白い物は認め合えばいい。
 
そして当時の日本軍が悪かった、
または一部の戦犯だけがすべて悪かった、
もしくは天皇陛下が悪かった、
これもまた全然違うと思う。
 
経済封鎖などの影響で戦争に踏み出さざるをえなかった、
その中で一部の暴走した兵士による悲しい事件というのはあった、
しかし国家がそれを推進したようなことはなかった、
経済的その他さまざまな理由で体を売るしかなかった女性もいた、
そのお世話にならざるをえなかった男としての軍人の性もあった。
 
天皇陛下万歳と叫びながらも、
本心は故郷や家族のためだとしても、
それでも自分を奮い立たせるため、鼓舞するために
お国のため公のためにと口にし、
大事な命を投げ出して戦った男たちがいた。
 
本音を隠して息子を自慢げに送り出した親たちがいた、
本音を隠して大事な恋人、夫を見送った女たちがいた、
しかし戦争に負けた。
 
こうした事実の中に、
今の感覚でいえばおかしな部分、
間違っていたかもしれない部分、
目をつぶりたい部分は当然あるが、
それでも事実の積み重ねの上にいまの皆の暮らしが
あることがまた事実ということ。
 
イヤなことに目をつぶり、
すべてを当時の人のせいにしたり
他国への批判に転化させるのでなく、
もっと建設的に自国の在り方、
歩んできた歴史を認識できるような報道、
これからの子供たちへの教育をお願いしたい。