反対なら代案も必要 | NobunagAのブログ

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◆反対なら代案も必要◆
 
どこの会社にいたってそんなもんだとは思いますが、
全員の意志を統一して仕事にあたるのは難しいもの。
 
ケアの方法ひとつ取っても、
スタッフそれぞれにこうしたい、
これは違う、やりたくないということも
たくさんあると思います。
 
ケアマネとしては、
現時点でその利用者にとって何がベターかを考え、
こうしたらどうか、
とりあえずこうしてほしいと提案しているつもりですが、
場合によってはスタッフから反対が起きることもあります。
 
それは全然かまいません。
 
人間を相手にしているのでそもそも俺の価値基準、
介護の方針だけですべてを判断して、
入居者全員をカバーしきれるわけがないのは、
自分自身わかっているからです。
 
でも、
代案は出してほしいと思います。
 
とりあえず反対、
なんとなくイヤだ、
うまくいえないけどなんか違う。
こういうふうにしたいと思ってるけど、
理由は?と聞かれるとうまく言えない。
 
それでは通じません。
 
こちらは理由があって提案しているのに、
理由がなく反対されても困りますし、
また、理由はあるんだけどうまく説明できないというのも、
やはり困ります。
説明力がないというのは仕方ないで済むことではないと思います。
 
ケアの方法に関しては本人はもとより、
家族から事情を聞かれたときに、
ちゃんと理由や経緯を説明できるようであるべきです。
当たり前です、人の命を預かって、
日々のお世話をしているのだから。
 
いつも書くように理想論だけでは通用しないのも本当なんですが、
かといって個人の感情だけでも通用しないのも、また事実。
 
もし「なんとなく違う」と感じる気持ちがあるなら、
その「なんとなく」が何なのかをまずは一生懸命考えてほしいです。
そして問題を解決するために、
限りなくベターに近い方法が見つかったら、
それを提案してくれるといいのになと思います。