(私は基本的に、商品の作り置きはしません。・・・特例を除いて^^;)
「あれ?なんだ、これ・・・?」

さて、皆さん、これ、何のビーズに見えます?
大丈夫、必ず皆さん知っている石です。
ん?写真の撮り方が悪かったかな?
正解は、これ。

まだわかんないなんて、言わないでよね。
これは、アメシストのビーズです。
特価で販売するブレスレットに使うビーズなので、決して高グレードのものではありません。
でもそれが、味があって、ご好評いただいています。
でも・・・・・これって・・・・・紫じゃないよ・・・ね?
どこからどう見ても、青く見える。
最初見たとき、ブルーフローライトでも混ざってるのかと思ってしまいました。
他のアメシストのビーズと比べてみても、一目瞭然。
これだけ、とても浮いて見えてしまいます。
よーく見ると、そう言われれば紫の部分もあるかなあ?
・・・くらいには、思えるようになりますが、ブレスレットの中に組み込むには、あまりにも色が違いすぎます。
写真のビーズが、最もアメシストに見えないもので、他にも似たようなのがいくつかありました。
同じ連の中にあったのだと思います。
アメシストとは、水晶の中に鉄イオンが混入し、紫色に色づいたもの・・・という定義でしたっけ?
ま、最近はラベンダーアメシストなんてのもあるし、更に色が薄いものなんて、ピンクアメシストと呼んだりもするそうな。
ピンクの時点でアメシストじゃなくてローズクォーツじゃないのか?
・・・なんて、ツッコミを入れたくなったりするのですが、中の成分から考慮すれば、アメシストで間違いはないんでしょう。
実際、ピンクアメシストと呼ばれるものと、ローズクォーツは、全く別物に見えますから。
それはさておき、この石はどうなのでしょうか。
水晶系の石であることには、間違いはないようです。
アメシストのビーズの連の中にあったということは、やっぱりアメシストなんでしょう。
一緒に加工された中にあったのでしょうから、他の石が混ざるとは考えにくいですし。
ということはさしづめ、ピンクアメシストならぬ、ブルーアメシストということになるのでしょうか。
そういえば以前、ブルークォーツなるものを、売りに来たお客様がいらっしゃいましたっけ。
当店では石の買取は一切しない旨を伝え、丁重にお断りしたわけですが。
ネットで買ったと言っていたその石は、色落ちするけど珍しい石だという触れ込みでした。
おいおい・・・色落ちの時点で、怪しんでよ^^;
当時は、買取をするしない以前の問題として、色落ちする水晶なんてものを扱うなんてとんでもない・・・という意識の方が強かったわけで、それは一体なんなのか、考えようともしませんでした。
基本的に、水晶には着色はできないとされています。
結晶化された水晶には、染料の入り込む余地がないからなのだそうで、水晶の着色はありえないとされてきました。
(ちなみに、そう言われる水晶に、金属の蒸着による着色を可能にしたアクアオーラシリーズは、ある意味、高い評価を受けています)
ところが、内部にまで染料を染み込ませることはできなくても、表面に色を付けるくらいなら、可能ではないでしょうか。
実際、瑪瑙の着色も、悪質なものは、表面に色をつけてあるだけで、水などでの色落ちが報告されています。
ま、最近はあまり見かけなくなりましたが・・・。
その、ブルークォーツも、水晶の表面に青い染料で着色されたものだったのではないか・・・ということが、想像されます。
実際、それから何年も石屋をやっていますが、それ以来一度もブルークォーツなるものを見かけることなどありませんから。
今回のアメシストは、どう考えても、着色の可能性はありません。
大体、どうせ着色するなら、もっと綺麗にしろよって感じなので^^;
それよりも、どうしてこんな色になったのか、それが知りたいと思いました。
・・・もちろん、調べる術など、な~んにもないんですけどね^^;
ただ、「珍しい」と言われる「ブルークォーツ」。
実はこの石のことだったりして・・・^^
なんて、考えてしまったりしてるのです。
ところでこの、独特の色のアメシスト。
どうせ、ブレスに組み込んでも、色が浮いてしまうわけだし、かといって捨てるなんてこと、私にできるはずなどありません。
てことは当然、私のコレクターズボックスの中に入ってしまうことになるのかなあ?
(え?そんなもん、あったの?)
過去には、もっと珍しい色のアメシストが発見された・・・という話もあるようですから、意外と珍しいうちには入らないのかもしれません。
しばらくは、この色の原因と要因を、調べて見たいと思います。
(なんて、本気で調べるのなんて、3日も持たないでしょうけど^^;)
興味のある方は、お店に遊びに来たときにでも、ちょっと声をかけてみてくださいね。