ちょっと前まで、知らない人の方が多かったのだけれど。
それでもまだ、ローズクォーツなどと比べたら、知名度は全然低いのでしょうか。
フォスフォシデライトという石が、当店に初入荷したのは、いつごろだったでしょうか。
当時はどこのお店もまだ取り扱いが少なく、問い合わせが多かったのを覚えています。
こんなに綺麗な石なのに取り扱わないなんて、そんなに産出量が少ないのかと思った記憶すらあります。
ところが、わたしがこの石を初めて見たのは、実は10年近く前。
石屋を始めて、まだまだ月日が浅い頃でした。
どこだったかのデパートで、アジアンフェアをやっていました。
色々なアジアン雑貨たちと並んで、その石はありました。
そこには「バリサイト」と書かれた文字。
他に石たちは置いてなく、なぜかバリサイトのみ、取り扱っているようでした。
フォスフォシデライトという石は、バリサイトという石の1種です。
一般的にバリサイトといえば、緑色が多いんですけど、実はバリサイトという石は色がない石だそうで、中に入っている成分によって、色が変わります。
バリサイトの場合は、鉄イオンが入っていて、緑色になるのだそうです。
えっ?
鉄イオン?
アメシストって水晶の中に鉄イオンが入って、紫色になったものじゃなかったっけ?
水晶の中に入ると紫色になって、バリサイトの中に入ると緑色になるなんて、なんか不思議。
で、フォスフォシデライトはというと、例のごとくマンガンによるものなのだそうです。
(マンガンって言ったら、ルビーとかインカローズとかに含まれているアレね^^)
とは言え、他にも要因があるとかないとか。
ま、そんなこと書いたって、覚えられないから、どーでもいいんだけどね^^;

当時、石の意味を調べて、ネットで検索するも、情報はほとんどありませんでした。
1件だけヒットしたどこかのページの情報を、鵜呑みにする以外の方法が、見つかりませんでした。
初めて入荷した石の情報を、鉱物学的ではなく、パワーストーン的に情報を送るって、皆さん一体どうやってるのでしょうか。
だって、今までパワーストーンとしても知られてなかった石なのに、突然出てきて「はい、こういう意味です」なんて、何の根拠があって?なんて思ってしまいます。
もちろん、色とか成分とか、そういうところから感じ取れるものはあるのでしょうが・・・。
(でも、断言する勇気は、私にはないなあ・・・^^;)
とはいえ、この石、別に最近発見された新しい石なわけでも、なんでもないんですよ。
日本名を斜燐鉄鉱といい、鉱物の本には昔から普通に載っています。
昔からある石でありながら、宝石にはなかなか加工されなかったという・・・。
最近ようやくパワーストーンの本にも、この石の情報が載るようになり、以前と比べて少し知名度が上がったようです。
石の意味的には、まだまだ統一されておらず、まだまだ過渡期かなあ・・・?とも思うのですが^^;
ところでこの石、皆さん、何色に見えます?
うん、一般的には紫と言われています。
でも初めて見たとき、なぜか私には、紫ではなくピンクに見えたのです。
(え?色盲?)
紫色といえば、高貴な印象が強いからでしょうか。
この石は、高貴・・・というよりは、柔らかい癒しの波動があるような気がしています。
実際、この石の意味にも、癒しの効果っていうのが、ありますもんね。
石の意味なんて、持つ人の心次第。
石の色だって、持つ人の感じ方次第です。
この石の色が何色だって構いません。
紫に見えようが、ピンクに見えようが。
要は、この石から何を感じ取るか。
この石を見て、優しい気持ちになる人は、きっと私だけではないはず。
ほら、なんとなくピンクに見えてきませんか?
(え?こない?あ、そう・・・o(_ _*))
ま、いーんだけどね・・・
