時々お客様の中に見受けられる、石の呼び間違い。
ラピスラズリをラズベリーと言ったり、ラブラドライトをラブラドールと言ったり。
ちょっと「くすっ」ってなってしまうけど、こんな可愛らしい間違いは、許せる範囲のものです。
石のお好きなお客様の中には、これとはまた違い、自分で愛称をつけて呼んでいる方もいらっしゃるのは、ご存知でしょうか。
たいていの場合そういう方は、石がお好きで、石にも結構詳しくて、専門的なことはともかくとして、とにかく石を可愛がっています。
石とのお付き合いも、多分、私より長いんじゃないかなあ?
店頭で石を眺める目も、愛が溢れている気がします。
「今回は、こんなの入荷しましたよ^^」
まずは入荷案内からスタート。
いつもご来店いただく常連様方は、定番ものは一通りお持ちでしょうから。
お客様のお好みに合わせて、ブレスレットだったりネックレスだったり、色々仕入れて行くんです。
でもね、そういう方は、ちゃんとご自身の呼ばれる石をご存知です。
私がなんにも言わなくたって、ちゃんと惹かれる石には気づいてるんです。
定番もののブレスだって、同じ取引先から同じ価格で仕入れたものでも、天然石ですから全く同じものは存在しません。
以前お買い上げいただいたことがあるものだって、呼ばれたら持って帰ったりするんです。
「あれ?以前お買い上げ頂きましたよねえ?」
「うん。でも、この子が呼んでるから。」
ご自身のお気に入りの石であればあるほど、それは頻繁にあることのようです。
よく考えたら私だって、ラブラドライトばかりに惹かれて、何度となく探して仕入れて来てるんだもんねえ?
手元にいくつもあったって、光が違えば、欲しくなるもの。
そんな話をしながらガラスケースの中を眺めて遊ぶ。
「きゃーん、可愛~いо(ж>▽<)y ☆ラブラブライトちゃん!」
ん?なんか聞き間違えたか?
「このラブラブライト、綺麗ねえ?」
ん~、聞き間違えではないらしい。
言わなくてもお分かりでしょうが、目線の先にはラブラドライト。
なんとも愛情たっぷりこもった、愛称ではありませんか。
「あっ!杉様がいるっ!」
え?どこどこ?杉良太郎??
・・・が、ガラスケースの中になんて、いる訳もなく・・・。
ほほぅ・・・なるほど、これが杉様か。
高嶺の花だからこその、あえてのネーミング。
素晴らしい。
そこには、綺麗な紫色した、おばさま方のアイドル・・・ではなく、スギライト。
ま、おばさまだけじゃなく、老若男女問わず憧れの君です。
石好きさんならではの、このネーミング。
私は結構好きなのです。
常連のお客様との接客時には、あえてこの呼び方で呼んでみたりして( ´艸`)
なんだか石がもっと近くなった気がします。
(え?むしろ遠くなった??)
他の石たちにも、いい呼び名ないかなあ?
ご存知の方がいらっしゃったら、教えてくださ~い!

