本日で、新潟県燕、三条市で開催されていた、日本海骨董&大蔵ざらえでの販売は終了いたしました。
ご来店くださった皆様に、感謝申し上げます。
正直、比較的よく仕事で訪れる新潟市と長岡市のちょうど中間で開催された骨董市での販売は、あまり気乗りするものではありませんでした。
しかし、女性や年配の方にとっては、遠くまで買い物に出かけるのは、大変勇気も体力もいることです。
身近で骨董市が開催されることで、自身の世界が広がる方がいらっしゃることも、確かなこと。
石や骨董品への考え方云々よりも、生活のメリハリができた方がいらっしゃるということが、今回の開催の意義ではないかと思います。
ま、正直、商売としては、厳しかったんですけどね^^;
年配のご夫婦で、たまたま偶然ご来店くださったという方が、大変印象に残っています。
最初は、たまたまそこに居合わせた、仲良しの宝石屋さんが声をかけてくださいました。
気になる商品があったようですが、なかなか店員に声をかけるのをためらってしまっていたようでした。
結果、私も気づくのが遅れてしまっていました。
生活していく上で、とても困難な状況が起こっているのだとおっしゃっていました。
でもそれは、人にはなかなか話せることではないというお話でした。
友人にも、親戚にも、話すことができず、ご夫婦で大変悩んでいたというお話でした。
話しても、馬鹿にされる、頭がおかしいのではないかと思われる・・・。
そういった不安を抱え、誰にも話せないでいたと言います。
詳しいお話は、さすがに抵抗があるのか、結局聞けずじまいでした。
でも、今まで誰にも話したことのない不安を、少しだけお話くださいました。
様々なものに助けを求め、石を集め始めたことも、話してくださいました。
世の中に、同じような悩みで苦しんでいる方がいる。
そんな話を、驚いた様子で聞いていらっしゃいました。
石を探しにご来店くださる方は、意外と共通の悩みを持っているものです。
ただ、皆さん、人に話すことができず、ほとんどの方が心の中に閉まってしまっています。
失礼かとは思いましたが、当店にご来店くださっている方々のお話を、少しだけ話させて頂きました。
悩みの根本が解決されたわけではありませんでしたが、少し安心したようで、笑顔も見せるようになり、言葉数も多くなりました。
石を扱うお店だからといって、まさかそんな話を信じる人がいるとは思ってなかったのでしょうか。
いや、正直、私だって、この仕事をしていなかったら、そうそう信じられることではありません。
ただ、同じような悩みを抱えている方があまりにも多いので、信じざるを得ない状況だっただけなのです。
本当なら、私が何か助けになってあげられればいいのですが、残念ながら、私にはそんな芸当はできません。
お話を聞いてあげるのが、やっとのことです。
世の中には、それを助けると謳っている業者がいくつもありますが、正直、そちらのほうが私には胡散臭く感じてしまいます。
お客様の中で何人か、そういったことをお仕事にされていらっしゃる方が、存在します。
お話を聞いて、信用できそうな方もいらっしゃいます。
いつか、そういった橋渡しもできるようになればいいのにと、思っています。
まだまだ、現実的ではありませんが^^;
その年配のご夫婦の心が、少しでも軽くなってくれてたらいいのですが・・・。
さて、次回の予定です。
日 時 : 11月8日(金)~11月11日(月) (4日間)
会 場 : 福井産業会館 (福井県福井市)
催事名 : 日本海骨董&大蔵ざらえ
ついこの間まで夏だと思っていたものが、あっという間に秋になり、もう冬の気配が漂ってきています。
もっと満喫したかった秋が、一体どこへ行ってしまったんでしょうか。
山梨から新潟に移動する際に、山あいで紅葉を見ました。
木々の葉も、大急ぎで紅葉し、冬に備えます。
紅葉って、そんなに慌ただしいものでしたっけ?
私のスーツケースには、まだまだ半袖が詰まっています。
大急ぎで衣替えをしないとね^^
太平洋側と日本海側の温度差に戸惑いながら、冬を迎える準備をします。
一旦金沢に戻らないと。
福井も寒いのでしょうか。
雪が降る前に、今年最後の福井開催です。
皆様のご来店、お待ちしています。