つづきです。
祖母が亡くなった頃と時を同じくして
わたしの母は乳癌を患っていた。
わたしは体の調子が本当に悪く寝込む日々だった。(体=アトピー、アトピーの調子が悪いとき、わたしは体の調子が悪い)
一時のあいだ、調子が良くなるまで実家に帰りたいと相談したが、母も調子が悪かったのだろう。
断られた。
母の乳癌摘出手術の日、わたしも病院へ駆けつけたけど、わたしも調子が悪い。
胸が痛い。乳首から滲出液が出て痛くてたまらない。
乳癌なのかな、とも過ったが、誰にも相談できなかった。
病院も、どこへ行ったらいいかわからなかった。
痛みに耐えてた。何ヶ月も。
痛みとただれの限界を感じて、マンモグラフィーを受けに行った。結果は乳癌ではなく乳腺炎だった。
子どもを産んでいなくても乳腺炎になるんだぁと思った。
乳首の傷口からバイ菌が入り
乳腺で炎症を起こしていた。
この時も、乳首にステロイドを出された。
わたしはステロイドを乳首に使った。
不安に思いながら…
ステロイドを止めると乳首がただれて、
やっぱりステロイドを止められなくて、
だけど、やっぱりこわくて、
思い切って止めた。
キャベツの葉を胸に挟んで過ごすようになった。
いろんな事を試したけど、
キャベツの葉が一番効いた。
キャベツの葉が手放せなくなった。
つづく。
