つづきです。



離婚する一年位前。

父方の祖母の葬式の時。。


わたしはアトピーが酷くて調子が悪かった。
でも、アトピーで調子が悪いからという理由で葬儀に参列しないわけにはいかず…



アトピーの調子が悪い時に、喪服とか肌触りの悪いしものを着たくない。
チクチク痒くて落ち着かない。
ストッキング履きたくない。
痒くて落ち着かないし、掻けなくてイライラするし、掻くと穴が空くし、伝線する。

だるしい、気力も体力もない。






そして、骨になった祖母を見て羨ましいと思った。
わたしも骨になったら楽になるかな、って思った。
ようやく痒みから解放されるのかなって思った。

アトピーが辛くても、焼かれて骨になったら
アトピーだってようやく気にしなくていい。
ようやくみんなと変わらない。

死んで焼かれたらみな同じだ。





そんなことを考えていた。



もう、この時からうつ傾向だったのかな。




つづく。