客観的に見た吹田市の財政状況 | アタック25~足立ノブログ~

客観的に見た吹田市の財政状況

昨日は

関西龍馬塾

に行ってきました。




関西龍馬塾は

龍馬プロジェクトの

関西勉強会




龍馬プロジェクトの詳細は

左のサイドバーを

ご覧いただければと思いますが



若手の政治家

超党派

明日の地域、そして明日の日本を

創るために

研修で自己を高め

行動を起こしていく団体です。





昨日も政治家からは

大阪府議会の伏見たかし議員

大阪府柏原市の奥山渉議長

奈良県宇陀市の勝井太郎議員

京都府宮津市の坂根栄六議員

大阪府吹田市の後藤恭平議員

        山口克也議員


民間の方も20名ほど来られました。




昨日の講師は

日本銀行大阪支店副支店長

長野聡先生です。

テーマは

公会計から見た自治体運営の透明性と課題について




内容は吹田市の

インターネットで公開されている

財政情報をもとに

自治体運営の在り方や

情報提供の在り方について

ご講義をいただきました。




一番初めに聞かれたのは

「なぜこの状況で財政非常事態なのか」

ということです。



これは

若手の政治家で集まったときにも

必ず聞かれることで



答えとしては

「市長が言ったから」

ということしか答えようがないのですが。。。




わかりやすいサイトを見つけたので

是非ご覧いただいて

皆さんも考えていただければと思います。

2011年の吹田市財政状況




吹田市の状況を分析し

解説いただきましたが

その中で



相対的にましな財政状況でなぜカットなのか

各事業の費用対効果をどうはかるのか

基準とそれをはかる定量、定性情報は何か

資産はどれくらいで、劣化度、再投資に必要な金額

世代間の公平性

効率性のある資金配分になっているか



などの疑問が生じた際に

自治体のただあるものを並べるという

情報提供の在り方では

分析にあたって非常に不便であるというご指摘をいただきました。



専門家の方でそうなのですから

市民の方からすれば

もっとそうなります。



たくさん有意義なつっこみを

頂いたのですが

吹田市をほめていただいたこともございまして




吹田市は26年度の決算から

新公会計制度の導入に向けて

動いておりまして




これまで

単式簿記・現金主義であった会計を

一般企業と同じ

複式簿記・発生主義の会計に

変更するのですが


そのなかで吹田市は

大阪府モデルを導入し

事業ごとの財務諸表を作成する

方針を出しています。




これは

全庁的な非常に大きな改革で

中核市・特例市の中でも

たぶん吹田市だけではないかと思われます。



成功すれば

モデルケースになり

吹田の誇りがひとつ増えますので

職員さんには

本当に頑張っていただきたいです。



市民の皆さんも

こういったことも知っていただければなと思います。




私たち政治家の仕事は

なるべくたくさんの情報を集め

整理し

それを分析し

なぜその業務をやるのか

なぜその政策が必要なのかを

しっかりと考え提案実行していくことです。




さきほどの

新公会計の導入も

情報という意味で非常に重要で

それをもとに

私たち政治家がどのように

有効利用していくか

しっかりと考えなければ

宝の持ち腐れになってしまいます。





これから

取り組もうと思っている

保育所民営化の問題も

整理された情報をもとに

なぜそれが必要なのか

どうすれば市民の方に納得していただけるか

どのような形であればメリットを大きくできるのかを

しっかりと把握し

わかりやすく説明したいと考えています。




龍馬プロジェクトのおかげで

たくさんのブレーンがいます。



そういった方々から学び

しっかりと知識をつけ

市政に生かしていきます!