お母さんは、10日から14日まで、沖縄へ行ってきました。

今年の1月末、GO TO トラベル を利用して宮古島へ行くことになっていたのですが、出発1週間前に、阪急交通社から「政府の方針なので、取りやめてください。費用は全額返金します」と連絡がありました。コロナの背景を知っている貢一は、「コロナがどうした、バカバカしい」とばかりに、それから数日後の2月1日に、この沖縄5日間レンタカー付フリーパックツアー(前後は移動日、観光は3日間)を申し込んでおきました。 GO TO トラベル の割引がなくても、コスパのいい旅だったからです。

 

では、旅を始めます。

各駅停車しか止まらない塩崎駅から、旅は始まります。

羽田から国内線の飛行機なので、出発時間の1時間前に着けば十分なのですが、あえて2時間半前に空港に着くように出発しました。

 

【羽田空港】

出発前に、ネットでJALの出発状況を見ていたら、欠航便以外には全て “航空券の特別取り扱い” と表示されていたので、「予約便より早い便で行けるのでは?」と思っていたのですが、その通りでした。予定便より1時間早く出発する那覇行き便に搭乗することができました。

JALの車椅子は、木(集成材)製でした。スタッフさんに聞いたら 「もう、金属製の車椅子はないと思います」 と言っていました。

車椅子常用者のお母さんが飛行機に乗るのは、2018年11月の 南フランスの旅 以来、2年半ぶりですし、2020東京オリンピックに合わせて、空港の車椅子は、全部、木製に一括総入れ替えされたのでしょう。

この写真👆だけでは、空港利用者の多寡はわかりません。

乘ってみると、空席率は7割ほどでした。

つまり乗客は僅かに3割ほど。予約していた便より早い便に乗れるわけです。

離陸直後には、京浜工業地帯が良く見えます。

離陸から10分ほどすると、伊豆半島の上を飛んでいました。上掲写真の円錐五円玉形状の地形は、2019年の12月に現地に行きながら、リフト休業で登れなかった 大室山 です。

羽田から那覇までの飛行時間は、およそ2時間10分ほど。

沖縄本島と、周辺の島々が見えてきました。

読谷村の先っぽにある“白い残波岬灯台” が見えました。

 

【那覇空港】 

那覇は、雨が降っていました。モワッとする高温多湿の空気です。山梨なら真夏の感じ。

JALスタッフのお兄ちゃんが、お母さんを運んでくれました。

那覇空港には、レンタカー会社専用の送迎エリアがたくさんあります。そこから送迎マイクロバスでレンタカー会社へ行き、レンタカーでホテルへ向かいました。お母さんと貢一が利用したフリーパックツアーに組み込まれていたのはトラベルレンタカーという会社で、車はトヨタのハイブリッドのアクアでした。アクアの最大の欠点は、ワイパーの音がとんでもなくうるさかったこと。雨が降っていたのはこの日だけだったからよかったものの、連日☔だったらたまったものではありません。

 

【波の上宮 (琉球国一之宮)

波の上宮は、那覇空港の近くにあります。なので、ホテルに向かう前に、最初に御挨拶に行くことにしていました。13日には社務所が開いている時間に再びここに来て正式参拝したのですが、夜には夜の良さがあります。

主祭神は伊弉冉尊。(イザナミノミコト)

「龍」と「象の鼻を持つ獅子」。

ご挨拶を終えたので、雨の中を1時間ほど走って、ホテルに向かいました。

 

【べッセルホテル カンパーナ沖縄】

このホテルは、北谷(ちゃたん)にあります。

北谷の近くにはアメリカ軍の嘉手納基地があります。故に、ホテルの周辺にはアメリカ的な観光商業施設がテンコ盛りあるので、ホテルの7階の窓からこんな派手な夜景を見ることができます。

このホテルは、自分で選んだのではなく、阪急交通社の沖縄5日間ツアーにセットされていたホテルなのですが、メリットは、数多の商業施設に囲まれた夜景の綺麗なサンセットビーチにあるホテルだということに加えて、レンタカーで沖縄全体を観光したい人にとっては、北谷が地理的に最も適しているということなのでしょう。

さらに、スピリチュアルなことに関心がある人にとっては、北谷沖200m程の所に海底遺跡が沈んでいる極めて特殊な場所だということも加わります。

今回も思ったのは、阪急交通社さんがツアーに組み込んでいるホテルは、国内外において、どの同業他社よりも、明らかに使い勝手のいいホテルだということ。

 

ホテルの近くにイオンのスーパーがあったので、そこで、今晩の夕食と翌日の朝食を買っておきました。それを食べて、おネンネです。この日から、立地も施設も使いやすさにも優れたこのホテルに4連泊です。

 

1日目は、ここまでです。

 

 

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