(1日目) より

 

旅の2日目ですが、今日から3日間が沖縄巡りの本番です。

昨夜の夜景を、朝見るとこんな感じでした。

お母さんは、朝ぶろに入ってさっぱりしました。

昨夜、スーパーで買っておいたつけ麺と、昨夜のお寿司の食べ残りで朝食です。

 

2日目の観光開始です。

この日は、沖縄の北部地域にある観光地を巡る予定です。

 

【残波岬灯台】

昨日、飛行機の中から見えた灯台です。

北谷町のホテルから、読谷村のこの灯台まで、車で30分ほどです。

入り口ゲートにはチェーンが張られ、管理室の窓もカーテンが張られっぱなしでした。この高い灯台に登れたら、かなりの景観を見ることができるはずですが、コロナ洗脳時代ですから、仕方がありません。

この写真は、近くの廃バスで生活しながら猫と暮らしているらしいオジちゃんが撮ってくれました。お礼にニャンコの餌代100円をカンパしてきました。

ボードには、残波岬周辺の自然についての説明が書かれていました。

本土では見られない沖縄独特の緑の植物の中に、白いユリが咲いていました。

 

【美ら海(ちゅらうみ)水族館】 

美ら海水族館は、海洋博公園の中にあります。

海洋博公園の正面玄関のような所で撮ったもの。正面に見える島は伊江島。

駐車場から、なだらかな坂を下ってゆく途中にあったガジュマルの木。

沖縄や東南アジアにはガジュマルの木がたくさんあります。

水族館の入り口に来ました。

美ら海水族館のヒーローがデザインされたチケット2枚。 大人一人1800円だったかな?

入口を入って一番先にあったのが、ヒトデの専用ケース。ヒトデ専用の係員のおねえさんが、いろいろ説明してくれました。どれもカラフルなペンタゴンです。黒い紐のようなのはナマコです。中国に行けばナマコ料理がたいてい出てきますが、日本人はあまりナマコは食べないでしょう。

物凄い密度で、いろんなお魚さんたちが泳いでいました。

でっかいジンベエザメが、巨大水槽の中を同じ方向に何度も何度も周回していました。

「あんなんじゃあ、背骨が曲がっちゃうじゃん」と思ったのですが、杞憂でしょうか?

美ら海水族館は、厚い耐圧ガラスで作られた巨大水槽が話題を呼んで、観光客が増えた水族館の裡の一つでしょう。接着面を、近くで見た感じでは、耐圧ガラスの厚さは20cmほどあったようです。

メンコイのや、綺麗なのや、ヘンな形なのや、お魚さんも人間同様に多種多様です。

水族館を一通り見たので、マナティ館に行きました。

お母さんが見たのは、上からのマナティだけ。水槽を横から見るには、地下階に行く必要がありますが、階段しかありませんでした。

こんなに小さな水槽の中で、見世物にされて、一生を終わってゆくマナティちゃん。かわいそうなものです。水族館って、自然を学ぶ所と思われがちですが、その実態は自然生物幽閉施設ですね。自然界で生きる場合に比べて、寿命はとても短くなってしまいます。人間って、常に偽善に満ちた我よし軍団。

12時を過ぎていたので、水族館の上階にある展望レストランで、お子様カレー(500円)を2つ注文して食べました。カレーの海を泳いでいる白クジラ。

ここからの景色は最高です。沖に見える島は伊江島。広いレストランの席は3割ほどしか埋まっていなかったので、ゆっくり40分ほど、この景色を楽しんでいました。イルカ館では1時間ごとにイルカショーがおこなわれていましたが、そんなのはどうでもいいので、次に向かうことにしました。

 

【備瀬のフクギ並木】

美ら海水族館のそぐそばにあります。

駐車場から、このような葉っぱだらけのフクギの並木が数百m続いています。

途中にあったコロナ版シーサー。どうせするなら、“阿吽” の “吽”ちゃん だけではなく “阿”ちゃん 側にもマスクを着けてほしいものです。

南国的な花。

フクギ並木の終点付近で海岸に出てみました。

一直線の海岸ですが、4枚を合成したので、コンナンなっちゃいました。

右側の先端付近には、黒龍が住む備瀬龍宮があります。

その方向に向かって、ひとしきりお祈りをしてきました。

   《参照》  『白龍の神導き』 吉岡学 (アイワード)

【備瀬龍宮】

 

 

【古宇利島】

全長1500m程の古宇利大橋を渡って古宇利島へ行ってみました。

古宇利島は直径わずか1km程の小さな丸い島です。

なので、島の反対側にあるハートロック(ハート型の岩)に行ってみました。

急な崖路を降るのは、お母さんには無理なので、エアコンガンガン冷え冷えの車中で待ってもらい、独りで行ってみました。この岩の手前は、小さな黄色い砂浜でした。

その形から、「恋が叶うパワスポ」というような若者向け観光スポットとして用いられているようですが、本当はそのような目的て使われるべきところではないでしょう。

再び青い海に架かる古宇利大橋を渡って、本島に戻り、次に向かいます。

 

【大石林山】 (たいせきりんざん)

入り口施設のチケット売り場には10人ほどの観光客さんが待機していました。

入場料は大人1300円でしたが、65歳以上は800円だそうです。

散策コースの始点までは、ピストンバスに乗り合わせて向かいます。

スタッフのお兄ちゃんが撮ってくれました。

中央の後方にあるのが、大石林山の中心です。

この観光施設には、5つの散策コースがあり、車いす専用のコースもあります。だから来たのです。途中の分岐地点で、お母さんに15分ほど待ってもらって、岩山を登る主要コースを回ってきました。どのコースも20分くらいで周れるので、健常者なら5つのコースすべてを周れるでしょう。

赤い屋根は、大石林山の入り口施設で、海に突き出た先端は、この後行った辺戸岬です。

龍神岩だそうです。パープリン人間には、ゴジラとお馬さんのハイブリッドに見えます。

これって、断層 👆 そうです。

 

【辺戸岬】

沖縄最北端にある辺戸岬は、大石林山から車で10分ほどの近くにあります。

地名は沖縄県国頭村。国頭 は 「くにがみ」 と読むそうです。

辺戸岬から見える大石林山。👆

辺戸岬にあった、白いデブ鳥のモニュメント。この地域はヤンバルクイナの生息地らしいのですが、ヤンバルクイナはこんな形じゃないし、こんな色でもありません。

 

沖縄最北端のこの場所から、北谷のホテルまで、およそ95kmを2時間ほど走り続けました。

 

2日目は以上で終わりです。

 

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