元祖カツカレーといえば銀座の「グリルスイス」が有名。プロ野球選手の千葉茂氏が「カレーにカツレツを乗せてくれ!」と頼んだことが誕生のきっかけと言われております。でも、元祖にありがちなのが「諸説」ってやつです。もう1つの元祖カツカレーと呼ばられる『河金』を目指して、入谷にやってきました。
同じ元祖といっても「グリルスイス」と「河金」のカツカレーはアプローチが真逆。グリルスイスはカレーにカツをのせたが、河金はカツにカレーをかけたもの。出自が違いは器にもあらわれ、グリルスイスは平皿に対して河金では丼に盛り付けられます。きっと、どっちも元祖といっていいのでしょう!!ちなみに、河金の創業は1918年(大正7年)という100周年をむかえた元祖と呼ぶにふさわしい超老舗でございます。
盛り付けは丼飯にカツが見えなくなるくらいにたっぷりのルゥがかかっております。いわゆる日本的なカレーで粘度の高い食感。甘口ではなく少々スパイスをきかせているが、基本的にはマイルドな懐かしいカレーでございます。カツは揚げたての熱々のものがのせられており、揚げ油の風味も調味に参加しております。カツの下にはキャベツが敷き詰められているのも、カツが先だったことを証明しているかのようです。
ちなみに、河金丼ではないカツのメニューの表記からも老舗の香りが漂います。量が「匁(もんめ)」になっているのが一周回って新鮮です。1匁は3.75gらしいので、50匁は187.5g、100匁は375gのとんかつを提供しているようです。100匁は結構な迫力がありそうですね。知らないで適当に頼んだら事故るのでお気をつけて!笑
ちなみに、河金丼ではないカツのメニューの表記からも老舗の香りが漂います。量が「匁(もんめ)」になっているのが一周回って新鮮です。1匁は3.75gらしいので、50匁は187.5g、100匁は375gのとんかつを提供しているようです。100匁は結構な迫力がありそうですね。知らないで適当に頼んだら事故るのでお気をつけて!笑