風雲児@新宿 ラーメン界の風雲児! | 日本中を食べ尽くす!!ミトミえもん食べ歩きブログ

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風雲児ってきくと織田信長を思い出します。

当時の常識をぶち壊し、新しい社会を作っていった戦国大名でございます。織田信長ファンのミトミえもんとしては、この言葉を屋号にしたラーメン店『風雲児』をレポートしないわけにはいきません!ということで、10年ぶり?くらいに新宿の人気ラーメン店を訪ねます。

 
2007年創業。当時は数えるほどしかなかった鶏白湯に挑戦。しかも、店主さんの経歴は、四国で生まれ、芸能界、イタリアンシェフ、ホテルマン、ラーメンマン、もといラーメン屋さんと変わっていったそう。ここまでの話だけでも、すでに完全に風雲児な香がしてきますね!しかも、彼のこの経歴は全てラーメンに注入されています。こちらは随時ご紹介させていただきます。

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開店は11時。平日の20分前ですでに待ちができており、開店する頃にはすでに行列が作られております。少し早く店に暖簾がかかり、さっそく券売機の前へ。風雲児=つけ麺というイメージだが、ラーメンの用意もしっかりあるんですね。未知のラーメンに興味をそそりますが、やっぱり注文はつけ麺でございます。

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「得製つけめん」は、具材は増量したチャーシュー、味玉、海苔、メンマ、ネギで構成されます。スープからは頭をはみ出した魚粉の存在が目立ちます。スープは紹介済みの鶏白湯と魚介によるダブルスープ。魚介は高知の鰹節や愛媛のうるめいわしを使っているのだそう。さすがは四国のご出身!この品のいい出汁と国産の鶏のみで煮出したという圧倒的なコクが絶妙に混ざり合っております。豚骨臭さとは無縁で、濃厚ながらすっきりした読後感が残ります。これは美味い!
 
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ここに合わせる麺。みずみずしいシルエットに、讃岐うどんのようなのびるコシが特徴。四国のご出身らしい麺のアウトプットで、食感はパスタにおけるアルデンテを目指しているのだとか。イタリアンご出身らしい発想ですね。もっちりした食感の喉越しのいい麺はスープとも相性がよく一体感もばっちり感じられます。最初に麺量を並盛200g、大盛300gから選ぶのだが、並を選択したことを後悔するほどするっと食べちゃいました。

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風雲児ではオペレーションも素晴らしい。太麺で茹で時間がかかるだろうに、着席するとすぐに提供できるオペレーションが完成しております。入店前の大行列もすごいスピードでさばいております。気持ちのいい接客も合わせて、きっとホテルマンとしての経験が活きているのでしょうね。

「四国出身」らしい節の活用、「イタリアン出身」らしい麺の茹で加減、「ホテルマン出身」らしい接客とオペレーションなど、彼の経歴はこのラーメンに全て込められております。しかも、「芸能界出身」らしいイケメンというおまけ付きです。笑