フラガール見ました | Nobrog〜ノブログ〜

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生ビールと旅行・お出かけ・オフ会が好きな脱毛症ママ♫
41歳の時に出産した8歳の娘と、同病の旦那と、東京下町で3人暮らし。
派遣OLしながら円形脱毛症患者会の会長やっています!
得意分野はスーパーマリオと宴会部長・人と人を繋ぐこと(^^)

面白かったです★★★★★←5つ星つけちゃいました。

松雪泰子の演技もよかったし、蒼井優ちゃんのフラガール姿もとってもプリティでした。

バスガイド時代、映画の舞台になった福島県浜通り地方には仕事でよく行きました。
だから、なつかしい風景だなぁって思いながら見てました。

常磐ハワイアンセンター(現:スパリゾートハワイアンズ)は、ご存知のとおり、常磐炭鉱跡地で、炭鉱跡地って、夕張市にも例があるように、現在でも何らかの病巣を抱えていて、なんか暗いイメージがあるけれど、そんなマイナスのイメージもブッとぶ明るい映画でした。

まさに、笑いアリ、涙アリです。

まだ観ていない方、ぜひ、ぜひ、ごらんになってみて下さい!(^^)!


映画を見て思ったのは【やっぱり、先生っていいなぁ】って、ことです。

私がバスガイドのときにも、平山先生みたいな先生がいました。
高校卒業したてで、まだ口の聞き方も知らない約30人の女共を、愛情持って育ててくれました。

新人研修ではみっちり絞られました。

バスのバックを見るとき「オーライ」の声が小さいと、
【声が小さい!そんな声じゃバスがぶつかる!】と、怒鳴られたり、

マイクを持って、変なガイドをしようもんなら、
【そんなガイドでは、お金をもらえないわよ!】と、怒られたり

くやしくて、涙をこぼしていると、
【どんなにツライことがあっても、お客様の前では笑っていなさい】と、叱られたりしました。

でも、映画の平山先生と一緒で、苗字ではなく、一人、一人、名前で呼んでくれてたから、
どんなにキツイ言葉で叱られても、そこには愛が感じられたから、先生を嫌いになったことはありませんでした。

初乗務のときは、先生から、缶ジュースと「ノブコならできる。がんばれ」って書いてある簡単な手紙をもらって出発しました。

無事に初仕事を終え、会社に帰ってくるなり緊張が解け、号泣している私に先生は
「ノブコよくやったね」って、誉めてくれました。

今の私が社会人でいられるのも、厳しくも優しかった先生のおかげだと思っています。


先生は私が入社した頃、28歳でした。

私は、とっくに、当時の先生の年齢を越している…。
今の私に、先生と同じことができるだろうか…。

私は、まだまだ、人に甘えたい願望を自分が持っていたことを、少し恥ずかしく思った。

これからは、そんな自分から卒業して、若い人達をも育てられる人間になりたい。