今日は、朗読教室の日です。
なんで、朗読を習っているかっていうと、理由のひとつが、
<<今の世の中で最も必要なものは、読み聞かせ>>
だと思うからです。
次の文章は去年受けていたカウンセリングの際に、カウンセラーが言っていたことです。
【ヒトが生きていく上で大切なことを、ギュッと、凝縮したものが、昔話や、お伽話なんです。
だから、そういったお話を、幼い頃から、読んだり、聞いたりして、ココロの核になる部分にしっかり水脈を作らないと、ココロが乾いた大人になってしまいます。
ココロの核が潤ってないと、‘これはイケナイこと’‘これは大切なこと’って、言葉でどれだけ言っても伝わりません。
ココロに水脈を持っている人は、大人になり、例え乾いてしまっても、少し突つけば、すぐ潤いを取り戻しますが、始めから水脈がない人は、どんなにカウンセリングを受けても、自分を表面的でつくろってしまうので、なかなか、良い方向には向かいません。
だから、生きていく上で大切なことは、理屈ではなく、おはなしを通して教えていったほうがいいんです。】
この日のカウンセラーの言葉は、私に大きな衝撃を与えました。
【これ以上、心の乾いた人を増やしてはイケナイ】
と、強く思った瞬間でした。
最近、ベストセラーになり話題になっている《女性の品格》の冒頭に
【正義感、責任感、倫理観、勇気、誠実、友情、そして忍耐力、持続力、節制心があり、判断力、決断力に富み、優しく思いやりがあるなどという美徳は、品格ある人間であるための重要な要素です】
と、ありますが、こういったことは、言葉や文章では難しくてわかりづらいと思うんです。
理屈ではわかっていても、なぜ?そうしなきゃイケナイのかっていうことをちゃんと理解できないと、
ナカナカ行動には移せない。
だから、おはなしを通して、
「~~だから、優しい人になろうね」
「~~だから、うそをついてはいけないよ」
と、いった具合に、小さい頃から読み聞かせしながら、教えてあげなくてはならないと思ったんです。
かくいう、私は、まだまだ、母親になるつもりはありませんが、
もう少し、読み聞かせスキルが上達したら、地域のボランティア団体に所属して、
児童館や図書館でおなはしができるオネエサンになりたいって思ってます。
それでは、いってきまぁす♪