函館滞在の最終日に、どうしてもお会いしたい人がいました。
土曜日にお会いできると思っていたら、社長から「うちの看板娘は月曜日からの出勤だよ♪」と言って下さいました。
本当に社長が言うように、今回もお世話になったホテルにはかかせない看板娘さんに、私はお会いしたかったのです。
5年前いろんな思いで考え事をしていた時、朝ホテルの喫茶コーナーに行くと、いつも明るく通る声で「おはようございます♪どうぞ召し上がって下さいね~♪」と笑顔で迎えられ、何だかホッとしてつい私まで笑顔になり「おはようございます♪ありがとうございます♪」と、今から思えばこの笑顔が見たくて朝一番から通っていた気がします。
お客さんが少ない時には、いろんな話をしてアドバイス(本人は普通に話していますが)をいただき、何度その言葉に励まされたことか分かりません。
いつも話していたのは「私は社長やともさんに感謝しているんですよ♪こんなおばあちゃんでも必要としてくれて本当に嬉しいです♪」と、ニコニコしながら話して下さいました。
私が「本当なら、もっと早くお礼に行かなくてはならなかったのに…」と言うと「人はひとりでは生きて行けないのだから、あなたが誰かの役に立って忙しくて来れなかったのだから、私はそれだけで嬉しいよ♪」と自分の事のように喜んで下さいました。
5年前と変わらずに元気に働いていて下さり、もうすぐ80歳とは思えないハツラツとして動きもお客さんへの対応もキビキビしています。
私は今年で40歳、ちょうど半分です。
果たして、その年まで生きているのか?想像もつきませんが、私の倍の人生を生き抜いてきた方だからこそ、その言葉一言一言が優しくそれでいて力強く私に生きる元気を与えて下さいました。
人はひとりでは生きて行けない
という言葉が私の心に響きました。
それは誰でも分かっている当たり前の事ですが、倍の人生を歩んで来られた方から言われると、その言葉の意味が深く伝わってきます。
私も誰かのために、生きられたらと思いました。
これで、5年前に函館でお世話になった方々にお礼を言うことができたので、安心して千葉に帰ることができました。
今回も函館の皆さん本当にありがとうございました。
また、いつか今度は先生と一緒に二人で結婚報告ができたらと思いました。
