アルビノ日記♪おじさんの記憶 | アルビノ白くまのぽかぽか日和ヾ(=^▽^=)ノ

アルビノ白くまのぽかぽか日和ヾ(=^▽^=)ノ

アルビノという個性と共に暮らしています。

日々感じた事、思った事を綴っています♪

広島から新盆で来たおじさんから「アルビノを生きる」について感想をいただいた時に教えていただいたお話しです。

おじさんが、小学校1年生の時に同級生にアルビノの方がいたそうです。

その方は髪を染めることもなく学校に通っていたそうです。

ただ1年の終わり頃には、はっきりとした理由は分かりませんが、もう学校にはいなかったそうです。

おじさんのお話しだと、ご家族の意志なのか?本人の意志なのか?ご自宅にいて学校には通わなくなっていたそうです。

そして、おじさんが子供の頃には本でもアルビノ( もちろん当時はアルビノという名前ではありませんが )を知っていたようで、どうもいつの頃かは定かではないそうですが、題名もはっきりとは覚えていないみたいですし1冊まるまるなのか?それとも何かの特集だったのか?も覚えていないようですが、おじさんのお話しですと「黒人の白子」と言う黒人のアルビノの方について書かれた本が学校にあり、同級生のアルビノの方がいた影響なのか?おじさんはその本を読んでいたそうです。

なぜ?この本が学校にあったのかも、同級生の関係なのか?今は分からないそうです。

これも不思議なご縁ですね。

その同級生のアルビノの方については母も子供の頃に、たまに見かけて不思議にしていたと以前に聞いた事があります。

まさか母も数十年後に自分がアルビノの子を出産するなんて、その時は思わなかったでしょうね。

これも、不思議なご縁ですね。

今になって、昔の記憶が蘇りおじさんが静かに語って下さいました。

戦時中は野球をすると「敵国のスポーツは非国民だ!」と、おじさんたちはできなかったそうで、いまだに野球は嫌いだと言っていました。

そんな時代にアルビノとして生まれたら、今からは想像ができない程の生きづらさ感じていたでしょうし、家族が家に隠していたという意味もよくわかります。

おじさんから「のぶや仲間たちが勇気を出して世に出て発言した事は、本当に勇気がいることだっただろう、その勇気がこの本になりアルビノを正しく理解してもらうきっかけになるだろう、これからがスタートだから子供たちのために頑張るんだぞ!」と言っていただきました。

戦前・戦中・戦後の混乱の時代を生き抜いてきたおじさんの言葉は私の心にしみてきました。

何があっても生き抜く力を私も持ち、この人生を生き抜いていこうと思いました。

アルビノの子供たちやご家族さんが幸せであるために、皆さんと協力し合い生きていこうと思います。