こ題名はNHKの番組「小さな旅」の特別編としてシリーズで放送される時の番組名です。
私も手紙を寄せた方々ひとりひとりの思い出の場所や、その場所を選んだ思いなど、人それぞれに忘れる事のできない思い出をその場所へ取材に行き送られた手紙の内容を辿る好きなシリーズです。
皆さんにも、今までに忘れられない思い出の旅がひとつやふたつあった事と思います。
私は、小さな頃は地域の子供会の旅行や親たちが仲間たちで企画した旅行などに行ったのが、初めての旅になります。
私自身で旅に出たのは高校に入ってからでした。
自転車に専用ではないバッグを工夫して取り付けて、最初は市内を走り、続いて隣街、また続いて隣街と距離を伸ばし、最終的には「1日100キロ」走る事までできていました。
それからは、テントや寝袋を積んで1泊のツーリングから始めて、最後は房総半島1週サイクルや九十九里海岸徒歩横断もしました。
それと同時期に、電車の旅に目覚め、夜行列車の旅と山登りをするようにもなりました。
尾瀬ヶ原に始まり北アルプスや富士山まで、いままで各地の山を登りました。
そして、距離を伸ばし初めての県外ひとり旅を九州と決めて寝台特急「富士」で南宮崎へ、そこから本土最南端の佐田岬へと向かい、帰りは親が読んでいた「日本建国の謎」と言う本を読んだ影響で天孫降臨があったとされる神話の地、高千穂へと向かいました。
その後、日本を旅し続け本土最北端の宗谷岬にも行きました。
そこから、今度は海外へと気持ちが向いて、初めての海外旅行で南極へ3回目の海外旅行で北極にも行きました。
極地の「死がいつも隣り合わせにある世界」を知る事で「生きる」と言う事を強く意識するようになりました。
30歳からは、アルビノの活動を通じて更に日本中を旅して、とうとう47都道府県を旅する事ができました。
小学校と中学校では、全く勉強をする事が出来なかった私が旅を通じて、出会わせていただいた全ての皆さんや旅先での経験から、多くの事を学ばせていただきました。
その旅の中では、生まれ来る命との出会いと永久の旅立ちを見送らせていただく経験もさせていただきました。
命をかけて私に生きる事を教えて下さった方との一期一会の出会いもありました。
今、振り返りますと、まだまだ未熟者で、まだ短い私の人生は「旅と共に歩んだ人生」だったと思います。
今回、2012年12月28日から2013年1月4日までの長崎への旅は、私に新たな人生のスタートを与えて下さいました。
この旅は、今、始まったばかりです。
また、ひとつ忘れられない思い出の旅となりました。
数十年経って「あの長崎への旅は本当に良かった」と言える旅にするには、これから共に歩む大切な方との今後によって変わる事でしょう。
私たちふたりを温かく見守り応援して下さっている、長崎の総理さんファミリー、リップさん、応援して下さる皆さん今後とも宜しくお願いしますね。
今、正直に言いますと本当に帰りたくないです。
ユーミンの曲で「悲しいほど、お天気」という曲がありますが、今日もとても綺麗な青空です。
この青空を「悲しいほど…」と思わないようにするために千葉に戻ってからお仕事を頑張って、また再会できるように1日1日を大切に生きようと思いました。
先生のお見送りの時に笑顔で搭乗できるように、今日までの8日間の思い出を私の心に焼き付けておきたいと思います。
この先の未来のために、今の素直な思いを忘れないために。
長崎空港へ向かう路線バス車内にて