昨日の日記です(^-^)
交流会も無事に終わり、大阪駅から夜行高速バスで『アルビノ子育てかんふぁれんす2010』が開催される東京へ向かっていますε=┏( ・_・)┛
今回の大阪での交流会は北京パラリンピック水泳日本代表、笠本明里さん講演会からのスタートとになりました(^-^)
笠本さんは小さい頃から、自分が目が悪い事で「何かができない」事を目のせいにはしないで、それはあくまでも「自分が鈍感なんだ、自分がドジなんだ」と親からも言われていたそうですし自分でも言い聞かせていたそうです。
見えない事で「みんなに迷惑をかけるわけにはいけない」と思い見えないのにもかかわらず「見えるふり」をして生活をしてきたそうです。
それが当たり前と思っていました。
私生活では、特にアルビノだからといって日焼け以外は特に注意することもなく、外で思いっきり遊び、野球もサッカーもドッチボールもやり、野山を駆け巡って元気に遊んでいたそうです。
大好きな水泳もみなさんと一緒に授業も部活も受けながら続けいました。
それが、高校での体育の授業での出来事がきっかけで「見えないので、できません」と言わないといけない状況になって、初めて「伝えることの難しさと大切さ」を知ったそうです。
それからは、自分が弱視である事を伝える事で、自分自身だけではなくて、まわりにとっても笠本さんが弱視である事を知る事で授業でも日常でも適切な対応をする事ができ、お互いにとって学業を含めた生活がしやすくなったそうです。
その後は、笠本さんご自身で各授業の先生や大学受験をする学校までご自身で出向いて、受験の際の拡大印刷や別室受験などを伝えにまわり、見事に大学にも合格し大学でも弱視である事を伝える事で、まわりからの理解も得て授業もしやすくなったそうです。
そして、大学時代に、しょうがい者スポーツに出会い、高校までやっていた水泳を始めて、地元の水泳のクラブに入り本人の努力とまわりの協力で、めきめきとタイムをあげていったそうです。
そして監督からの思いがけないひとこと「国際大会に出てみないか?」と言う言葉で、アメリカの大会に出場し、みごと優勝、その後も各国際大会でメダルを獲得しアジア記録保持者にまでなり、北京パラリンピックでは日本代表選手として決勝まで出場と自己ベスト記録更新と輝かしい成績を残しました。
そして、いまは次に開催されるロンドンパラリンピックに向けて『仕事と水泳の両立』をしながら、水泳を頑張っています。
笠本さんが、おっしゃっていた事は
まず何でもいいから自分が好きな事を見つけること
目標をもって、その目標に向かって、努力すること
辛い事も沢山あるけれど、それを乗り越えたら必ず楽しい事が待っていること
を伝えて下さいました。
笠本さんは全て『保護や補助』に頼りきらず、まずご自身の力で努力する事をしています。
そのためには、まずご自身の事をまわりにいるみなさんに知っていただき、理解していただく必要があるので「己を知り、その事を伝える力」をもつ必要があると思います。
笠本さんが親御さんに向けて、こんなこともおっしゃっていました。
子育てには答えはありません
お父さんお母さん、各ご家族それぞれに子育てがあると思います。
だから自分達が思った子育てをお子さんにしてあげて下さい。
まさにその通りだと思いました。
いろんな事が、生きていく中では「しょうがい」が、『ある』『なし』に関わらずおこります。
辛くて、悲しくて、どうする事も出来なくて、挫ける事もあるでしょう。
そんな時に、一番大切なのが『生きる力』です。
これは、保護や補助の中からは生まれません。
小さな頃からの体験や経験から自ら身につけるものです。
地元の仲間たちと、地域の大人たちと、学校の仲間や先生たちとの関わりの中から自然と身につくものです。
子供は仲間たちとの遊びの中からも身につける事ができます。
決して学業だけからは学べない大切な力です。
『知識』ではなく『知恵』なんです。
今回の笠本さんの講演会は、まさに『生きる力』を教えていただいた、素晴らしい講演会になりました。
お忙しいスケジュールの中を素晴らしい講演会をして下さった笠本さん本当にありがとうございました。
そして、後半は自由時間となり、みなさんがそれぞれに楽しく時間を過ごされていました。
今回の参加者は大阪・京都・奈良・兵庫・鳥取・岡山・香川・千葉・東京と関西と言うより西日本という範囲が少しずつ広がってきました。
今後この輪が、どんどん広がっていくことを楽しみにしています。