「エスコートダンスは、心を合わせるダンス」と、野口幸代さんは言う。見た目の美しさを追求するだけではなく、自分と相手、周囲の人々を決めつけずに「許し、認め合う」のがエスコートダンス。
それは、日常生活に応用することができる。五感を感じながら、ストレスを感じずに生きることに繋がる。
野口さんは、かつて社交ダンスの選手として競技会に出ていたが、競い合うだけではなく、合わせることで通じ合う、「ノンバーバルコミュニケーション」ということに気づき始めた。
そうして、「エスコートダンス」を考案した。
国際的な式典でドレスコードとして認められている「きもの」でも交流できることが新しい文化となるよう、「きものエスコートダンス」として、日本文化についても同時に学ぶ機会を作り、国際交流を図りたい。
お互いを尊重し認め合い踊り出せば、国籍、地位、年齢を超越し、コミュニケーションが図れる。
大人だけでない。小学校入学前に「エスコートダンス」を体験してもらい、姿勢やお辞儀の仕方などを学ぶ機会も作った。
介護予防エスコートストレッチもある。エスコートをされるように、無理なく自然にお相手を感じて自分に向き合う。タッチセラピーのエッセンスを加えた新しいストレッチだ。
野口さんは、
和服で彩る七夕、願いを結ぶ参拝と交流@東京大神宮というイベントを7月6日(土)に予定している。
新月、七夕前日に願いを込めて、正式参拝と和服を慈しむ新しい交流会を開催する。
「エスコートダンス」を「たなばたさま」の歌に合わせて愉しむ。ゲストの七夕にちなんだ話も聞く。午前の部に、ボクも招かれて「ことば合わせ」の話をする。
申し込みは、エスコートダンス協会のHPから。
手を合わせて踊れば、心を合わせることが出来る。
相手を意識してことばを合わせたら、心を合わせることが出来る。
野口さんは、「ひとりで見る夢はただの夢、みんなで見る夢は現実になる」という ジョン・レノン の言葉が好きだ。
同志を増やし、みんなで心を合わせる場を広げていきたいと思っている。
野口幸代さんに、ナミの鎌倉ナビにご出演いただいた。
放送は、鎌倉FMで26日13:30~と、21:00~。