吉澤仰(あおぎ)さんが、丹波に移住したのは、深いワケがある。
都市部にいて、「なにか」が起きたとき、生活が立ち行かなくなる心配がある。自給自足の体制を築いて、いざというときに備えたいという思いでいる。
一風変わった名前は、「思索に沈む日々」を与えてくれた。
美大の油絵科に入ったが、立体デザインに惹かれた。
宝飾業界に就職したものの、デザイン叶わず、
ジュエリーデザインを磨くため、イタリアに渡る。
イタリア語も、かなりのレベルに達するまで習得した。
ジュエリーの商品開発を13年手掛けたのち、ワインに関心が移る。
佳きワインを探し求めながら、ワインツーリズムのガイドを営む。
レストランオーナーの男性と知り合い結婚。
京都の両親が高齢になり、頻繁に日本に帰るようになる。
日本とイタリアを行き来しながら、国際情勢や地球環境のことを
真剣に考え始める。自給自足にため農業にも関心を抱く。
去年9月、縁あって丹波に越してきた。
丹波の風土、人物が気に入った。
有機農業を教わりながら、自給自足を目指す。
「伝えること」も「伝えられること」も好き。
「希望しかない」丹波ライフを満喫している。
吉澤さんの半生を箇条書きで振り返ってみたが、
詳しくは放送で。
吉澤仰さん出演の「たんば女性STORY」は
4月25日、5月2日、20:00~、
その週の土日10:00~、FM805で放送予定。
サイマルラジオなら、日本中で聴ける。
鎌倉FMでも毎週木曜13:30~放送。