吉元由美さんからご案内をいただき、
『いのちを紡ぐ言葉たち』出版記念の集いに行ってきた。
会場は、恵比寿アートカフェフレンズ。
客席に座るのは、なんか慣れない。
作詞家、吉元由美さんは、3年前、還暦を迎えた時、
「最後、自分はどうありたいか」自分にそう問いかけた。
「最後は詩人で終わりたい」と思ったそうだ。
直感で心から望んでいることなのだと思った。
詩を読む人が少なくなった時代だからこそ、時代に逆らってみたいと
思った。自分の魂が望んでいることに素直でありたいというのは吉元イズム。そこで、意外にも人生初の詩集を出版したのだ。
心の中には、「言葉にならない言葉」がたくさんある。
書くという作業は、そんな言葉たちに名前を与えていくこと。
湧き上がる思いを綴る。それが自分を大切にすることになる。
詩を書くとは、何より大切な自分の声に耳を傾けること。
詩集の中の「Shin」という詩が気になった。
凛として立つ
心
信
新
芯
清
慎
深
慎
進
神
真
自分の中の「しん」に立つ
さあて、由美さんは、どの「しん」に立つのだろう。
(祝杯の音頭をとるムラカミ)
(NHKなんで!とおどけるふたり)