今年は、蛇腹楽器が誕生して200年。
それを記念する蛇腹楽器200年祭に、cobaさんからご案内いただき
行ってきた。
1822年、世界初の蛇腹楽器ハント・エオリーネがドイツで誕生した。それからちょうど200年。
その記念すべき「200年」にcobaさんは20年前から注目していた。
2002年、横浜赤レンガ倉庫で第1回Bellows Lovers Night(ベローズ・ラヴァーズ・ナイト(「ベローズ」は蛇腹のこと)が開催された。
蛇腹一族の集結したライブは、毎回圧巻だった。
以来、200年に向けてカウントダウンをするかのように回を重ねてきた。そして迎えた2022年、「特別音楽祭」として、オーケストラと共演するコンサートを開催することになったのだ。
cobaさんが旗振り役となって、蛇腹一族から三浦一馬さん、チャラン・ポ・ランタン、田ノ岡三郎さんを迎えた。スペシャルゲストとして中西圭三さんも参加した。ミュージシャンたちの心底楽しんで演奏している波動が客席にも伝わってきた。
そしてCURTAIN CALL交響楽団の弦楽器と蛇腹楽器のコラボレーションも素晴らしかった。
cobaさんは演奏しているとき、恍惚とした表情を見せる。
音楽の神様が降臨し、神と一体化しているかに見える。
自分の演奏に酔いしれている姿を見て、うらやましくもある。
自惚れることが出来るものがあるのは、幸福の極みだと思う。
(2015年、ボクのトークライブにゲストで招いた)