心の扉の開け方~大阪の流儀 | 村上信夫 オフィシャルブログ ことばの種まき

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元NHKエグゼクティブアナウンサー、村上信夫のオフィシャルブログです。

大阪ことば磨き塾。

 

まずは、それぞれの心の扉の開け方を聞いてみた。

●その人の好きを聴く 持ち物や服装

●いいところ見つけをする 眼、髪、表情…ほんとうに思ったことを。

●8割褒めを心がける

●いけ好かない相手ほど、心を開いて最大限の笑顔で挨拶

●いろんな質問をしてみて雰囲気を作る

●自分を語る

●共通点探し

●否定しない 嘘をつかない お世辞言わない

●当たり障りのない世間話

●場のエネルギーを調え、愛のあるエネルギーで包む

 

その上で、ボクの心の扉を開けてもらった。

●1995年1月17日のエピソードを滔々と語った人がいた。

 兵庫区でたった一軒残った家を見て、助かる命助からない命、

 紙一重のことに想いを馳せたと…。

 「一直線」に心に残るエピソードを語られると、こちらも受けて立つしかない。震災の初期報道に携わりながら、被災者が見られない状況下、この放送は誰に向けて伝えているのか悩んでいたことを吐露。

●子どもの頃の夢を素直に聞いてきた人がいた。奇をてらわず素直にシンプルに聴くのがいいと思う。

 「日本役立ち人になりたい」と作文に書いたことを話した。

 その人は、「金魚になりたかった」そうだ。