笑顔良しの大川和彦さんに招かれて、
馬場村塾のゲスト講師を務めてきた。
大川さんは、トークライブや論語塾、寺子屋の超常連だ。
白杖だけで、どこへでも出かけていく。
馬場村塾は、2015年から、視覚障がい者の皆さんが、
自由に発信し交流する場として月1回開催してきた。
コロナ禍以降は、YouTube配信「BABAスタ」に切り替えた。
その「BABAスタ」の生配信。
東池袋の「あうるすぽっと」の会場には、
リアル参加の方17人が集まった。
オンライン配信は、アーカイブでも見られる。
生まれたときから弱視の安藤将大さんが、
テキパキと配信のセッティングをしてくれる。
大川さんは、ラジオビタミンの終了間際の放送を聞く機会があり、
「元気にしてもらえる声」だと感じたそうだ。
その後、ボクのブログの熱心な読者となり、イベントの常連となり、
親しい間柄となった。
ラジオのこと、声のこと、ことばの種まきのこと、ユニバーサルマナー検定のことなど、問われるままに、大いに語った。
大川さんは、とても聞き上手。雑念なく声だけに耳を傾けているから、
安心感があり話しやすい。
【LIVE】ゲストは村上信夫氏 嬉しい言葉で、楽しいコミュニケーション BABAスタ第9回 馬場村塾 - YouTube
終了後、ほとんどの来場者と話した。口々に「感銘を受けた」と感想を述べてくれた。その中の一人の女性。NHK時代から、ボクの声を聞いてくれていたそうだ。「死ぬ前に会いたい人の一人がムラカミさん。きょうは夢が叶って嬉しい。あなたの声からは『慈愛』を感じる」と嬉しいことを言ってもらった。
(盲導犬を連れた参加者。暑くて「ホットドッグです」と
ユーモア抜群の人)