心の扉の開け方~宝塚の流儀 | 村上信夫 オフィシャルブログ ことばの種まき

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元NHKエグゼクティブアナウンサー、村上信夫のオフィシャルブログです。

宝塚ことば磨き塾(28日)。

ここでも沖縄慰霊の日の詩の朗読について考えてもらった。

●ゆっくり思い出しながら話している。

●声のトーンから「ひしひし」と伝わってくるものがある。

●戦中戦後を生きてきたが、戦時下にもささやかな「平和」はあった。

ボクには、平和とは何か、いまだにわからない。

●ささやかなことに難しい言葉はいらない。

●まっさらな気持ち、絞り出した気持ち、懐かしい気持ちを感じた。

●思ったことや感じたことをそのまま受け止めている。

 

7歳の徳元穂菜(ほのな)さんの言葉は、心に「染み入る」。

なぜ、染み入るのは考えることで、「伝わる」とは何かのヒントが見つけられるかもしれない。

 

後半は、ボクの「心の扉」を開けながら、聴くヒントを得てもらった。

いろんな聴き方がある。

●「一つだけ教えて」と的を絞る。

●楽しそうに、やわらかいトーンで聴く。

●次から次に聴く

●粘り強く聴く

 

締めくくりに登場したのは、89歳の小椋重保さん。

「花」というお題でのインタビューだったが、

20年先輩の「粘り強さ」に根負け、まさに花を持たせる形となったが、

誕生日祝いの花をサプライズで渡す役目も果たしていただいた。

恐縮。