装いの提案をしたいと、末廣徳司さんから連絡があった。
大阪の船場ビルディングにある彼の事務所を訪ねた。 。
「経営理念を身に纏う」「未来の自分を身に纏う」ために、
ふだんの末廣さんは、何回かにわたって入念なヒアリングをする。
自分を装いで示すため、経営者の思いや理念、
志など多岐にわたりインタビューする。
だが、このたびは異例だそうだ。
前回の訪問と、ことば磨き塾に参加した経験をもとに、
彼の想像力で「村上信夫ブランド」を考えてみたというのだ。
それをスクリーンに投影させながら、プレゼン。
彼が提示したボクのイメージキャラクターは、こうだ。
●ありのままを受け入れる安全安心な空気感
●愛あるダメだしを自然と出来る人間性
●懐に自然と入る人懐っこさ
●行き先を照らす灯りのような安心感
なんだかこそばゆいが、ボクをよく見ている。
たった2回で見抜く感性は鋭い。
その上で、理想とする未来の自分の1行キャッチコピーの発表。
それは…
「喜怒哀楽の向こう側」
うーむ。なるほど。
人の喜怒哀楽に寄り添いたいと思っている。
さらには、表面に出てくる感情だけでなく、その向こう側にあるものも感じていたいと思っている。
それを一発で指摘した末廣さん、スゴイ!
さらにその上で、このタイトルで、ボクの人生を映画化したとき、
主演俳優の発表。
それは誰かというと…
井上順さん!
うーむ。なるほど。
気遣い。お人好し。世話焼き。ユーモラス。ナイーブ。
共通項ありまくりかも。
こうやって、どんどん「装い」が視覚化してくる。
「絶対的安心感」「品格」「和」「粋」というイメージにあった生地を
必ず探してくると、末廣さんはいう。
さあ、未来のムラカミが、どんな装いを身に纏うことになるのか!
乞うご期待。
ただし、そのためには、未来の体型を保持しなきゃ。