銀座・三笠会館で「日本の美しい布と染色1400年~工芸の伝承と復元」。2日目のトークショーのゲストは、和粋伝承人の島田史子(ちかこ)さん。
和の心、粋な心を伝えることを生業としている。
和とは、和風、和服、和食にまつわる作法や行事、
粋とは、日本人特有の美意識や生き方。
23年間、粋な役者と言われた
九世澤村宗十郎さんの番頭をしてきた。
その後、美容業界に転身。
和服に割烹着姿でエステをしている。
そして、歌舞伎の水先案内人のような役割も担っている。
歌舞伎座学校で学んだことを伝承したい。
お辞儀をはじめとした所作、振る舞い、ことば遣い…
日本人として知っておくべきことを、いっぱい教わった。
それを伝えるのが使命と役目。
歌舞伎の演目や登場人物は、着る衣装やその色でおおむねわかるようになっている。ある種の「様式美」といえよう。
衣装や色に意味を持たせ、演じる側も観る側もそれを心得ている。
これも伝承の一つといえよう。
(青木さんを繋いでくれた石崎功さん)
(クラハルームパートナーのえりさんもナミさんも)
(色の専門家、鈴木香緒里さん 右から3番目)