響きのいいホールに、また行くことが出来た。
岐阜市のカーザップラウジ。
抜群の音響を誇るホールには、国の内外からアーティストが訪れる。
ここで朗読が出来るのは、至福の至り。
このたびも、企画をたてたのは住田百合恵さん、
彼女が、岐阜市内のギャラリーで「お出かけギター」という絵本に出会い、村上さんに読んでほしいと息せき切って連絡してきた。
横山さんが絵を描き、月夜ぼたんさんが文章を書いた絵本「お出かけギター」。人格を持ったギターが、悩めるや病める人を励ますという内容。内容に応じて、イメージした「ギター曲」がある。
これは、ギターとコラボするしかない。旧知のギタリスト望月雄史さんに
お願いした。絵本朗読家の月乃南さんも参加してくれることになった。
月乃南さん、月夜ぼたんさん、横山明男さんと、名前に「月」の字が入っている。極めつけはギタリスの望月さん。いつでも満月の人だ。
月の夜で始まる「お出かけギター」に相応しい顔ぶれ。
ギターの調べを聞きながらの朗読。心地よい時間だった。
「二番目の悪者」は、月野さんと望月さんの3人でコラボ。
そこに会場にいた旧知の役者、白樺八青さんに無茶振りして
「雲の呟き」を手伝ってもらった。
白樺さんの朗々とした声が会場に響きわたった。
参加者の感想から。
●美しい声の響きとギターの音色が、
物語の世界へ連れていってくれた。
●朗読の声とギターの音色に癒された。
●ギターの演奏で心が緩み、心地よかった。
●今の自分と向き合い、何が大切か考えさせられた。
●企画した人の熱い想いが伝わってきた。
●絵本は、子どもが読むものと思っていたが、考えが変わった。
●60歳を過ぎてから、絵本の魅力を知った気がする。
(お出かけギターの作者、月野さんと横山さんを囲んで))
(ギター望月雄史さん)
(白樺さんが望月さんを紹介してくくれた)