シャナナTV『縁たびゅう』では、ゲストの3つの縁を聴くのだが、
考えてみれば、ボクとのご縁が深い人ばかり。
シンガーソングライターの伊藤タカ子さん。
京都のライブハウスで、彼女のライブのチラシを見たとき、
ボクのセンサーが働いた。
すぐさま、ラジオのゲストにお呼びした。
それがご縁で、
彼女が毎年開催するコンサートの司会をさせていただいた。
タカ子さんは、白血病で夫を失い、
白血病の患者を支援するため、さい帯血バンクの
啓蒙活動に取り組んできた。
裏千家の千玄室大宗匠、京都経済界の大御所、堀場雅夫さん、
京都府知事、京都市長など、
彼女の一途さにほだされた人たちが協力を惜しまなかった。
ボクも、ほだされた一人だった。
しかしながら、ここ5年くらいご無沙汰だった。
その間に、タカ子さんには、大変化があった。
親を見送り、兄が病に倒れた。
自らも、ガンに罹り、それがきっかけで人生の伴侶に巡り会った。
有言実行の昭和な男らしい。
彼女の病気とともに現れ「俺が守ってやる」と宣言し、
物心両面で支えてくれた。
23年間の未亡人生活にピリオドを打った。
久しぶりに会ったタカ子さんは、声に深みが出ていた。
歌声も、奥行きが広がっていた。
人生経験が、声の変化にも表れたようだ。
伊藤タカ子さんの3つの縁を聴く、シャナナTV『縁たびゅう』。
最初の配信は、2月7日(月)からの予定。
11:30~と20:30~の毎日2回配信。
翌週からは、YouTubeで、いつでもどこでも見られる。
(↑↓20代、デビューした頃)
(渾身の想いを込めたアルバムジャケット。
ガン告知を受けた翌日、急きょ収録した)