神さまは、どこにいる? | 村上信夫 オフィシャルブログ ことばの種まき

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元NHKエグゼクティブアナウンサー、村上信夫のオフィシャルブログです。

きょうは、月が改まり「おついたち」。ゆかりの神社に「おついたち参り」を意識してしている人も多いことだろう。

神社は、願いごとをするところではない。誓いを述べに行くところだ。

神社に行くことによって、心を整えることが出来る。

 

和田裕美さんの『神社のおかげさま』を読んだ。

和田さんは言う。

「神さまを信じられる人は、強く強く自分が信じることが出来ます。

世の中で成功している人は、誰よりも自分を信じている人です。

自分のため人のため、ちゃんと生きている人です」。

つまり、神さまは、自分の中にあるということだ。

 

和田さんが、神さまを信じるわけは…

そのほうが強くなれるから。

誓いを立てた以上、約束を守れる人になれるから。

未来を信じることが出来るから。

人が見ていないところでも、がんばる自分を持てるから。

辛い時も「きっと大丈夫」と思って踏ん張れるから。

感謝の気持ちを忘れず、傲慢にならないですむから。

俯瞰する「神さま視点」を持てば、陽転思考しやすいから。

 

日本中の神社は、北を背中にして建っている。

どの神社で手を合わせていても、みんなが同じ方向を向いている。

昔に生きた人も、今を生きている人も、みんなが同じ方向を向いて

祈ってきたのだ。

祈りのエネルギーは連綿と間断なく繋がってきたのだ。