きょうは、月が改まり「おついたち」。ゆかりの神社に「おついたち参り」を意識してしている人も多いことだろう。
神社は、願いごとをするところではない。誓いを述べに行くところだ。
神社に行くことによって、心を整えることが出来る。
和田裕美さんの『神社のおかげさま』を読んだ。
和田さんは言う。
「神さまを信じられる人は、強く強く自分が信じることが出来ます。
世の中で成功している人は、誰よりも自分を信じている人です。
自分のため人のため、ちゃんと生きている人です」。
つまり、神さまは、自分の中にあるということだ。
和田さんが、神さまを信じるわけは…
そのほうが強くなれるから。
誓いを立てた以上、約束を守れる人になれるから。
未来を信じることが出来るから。
人が見ていないところでも、がんばる自分を持てるから。
辛い時も「きっと大丈夫」と思って踏ん張れるから。
感謝の気持ちを忘れず、傲慢にならないですむから。
俯瞰する「神さま視点」を持てば、陽転思考しやすいから。
日本中の神社は、北を背中にして建っている。
どの神社で手を合わせていても、みんなが同じ方向を向いている。
昔に生きた人も、今を生きている人も、みんなが同じ方向を向いて
祈ってきたのだ。
祈りのエネルギーは連綿と間断なく繋がってきたのだ。