先日、お会いした「ことばのスペシャリスト」ひきたよしあきさんから
いただいた本を読んだ。
自分の思いを、どのようにまとめて、人に伝わるようにしたらいいのか、
25のメソッドが書かれている。
その中から、いくつかを紹介。
●人の頭で考える 他者の視点で考えたら、ひとりよがりにならない。
●3人称で自分を語る 客観的にものを見つめる
●考えに制約をつける 主張は1つ、理由は3つ
●「~という考え方」を連発し、言葉を戦略化する
●5回「なぜ」を連発 真理を見極める
●弁証法 長所と短所を合わせ高い次元に持っていく
●形容詞でなく動詞をつかう 抽象より具体
●「わたしたち」は自分ごとに出来る 相手と共感の物語を紡ぐ
●血の通った「肉体語」は伝わる。
●話題を広げる「小ネタ」 雑談、聞き書き、経験
「伝わる」には、自分のためでなく相手のためという意識が必要。
ひきたさんの本を読みながら、
自分の頭の中の交通整理をしてもらった気がする。