広島県福山市で、リアル講演。
内外情勢調査会福山支部からお声がけいただいた。
内外情勢調査会の講演会は、NHK退職時に、作家の山本一力さんの紹介でご縁繋ぎしていただき、これまで日本各地の支部におじゃましてきた。コロナ禍の中で、延期になったものもあり、このたびは、久しぶりの機会となった。
いつもは、円卓で食事をとりながら、和気あいあいとした中で始まるのだが、このたびは、教室形式。一つの机に一人で黙々と食事をする。
名刺交換や近況を語り合う場もない。
20人ほどの参加者全員が男性。ほとんどが、企業の代表取締役。
職場の朝礼などで「嬉しいことばの種まき」を手伝ってもらえたらと、
90分間、熱弁を奮った。
だが、こういうメンバーだとありがちだが、打てば響かない。
笑い声が起きない。うなづきも少ない。腕組みして難しい顔。
笑い声が起きて、うなづきが多く、反応がダイレクトにあるから、
話が浸透しているかといえば、そうでないこともあるだろう。
打てば響かないのは表向きだけのことかもしれない。
話し手としては、逆に「真価」を問われる聴衆なのだ。
はたして、彼らの内面に、
種を蒔くこことが出来ていればいいのだが…。