食という字は、「人を良くする」と読める。
文字通り、食を通して、良きことをしている人に出会った。
足立美樹さん。管理栄養士としてのキャリアを生かして、
地域のために尽くしている。
注文をまちがえる喫茶店「だんない」の運営に関わっている。
「だんない」とは、丹波弁で「気にしない」「かまわない」という意味。
認知症のお年寄りが注文をとり、サービスするのだが、
間違いがあっても「だんない」。2ケ月に1度のペースで開催し、
3月15日で5回目。足立さんの認知症の母も参加している。
みんなが、やさしくあたたかい気持ちになれる場所。
子ども食堂「どんぐり食堂」は代表として旗振り役だ。
月1回ペースで開いて、明日25日で15回目。
子どもも大人も一緒に食事してウダウダ言い合える場。
家庭と地域が繋がって、みんなで子どもを見守る場。
移動式食堂として、丹波市内を巡回している。
去年10月オープンした丹波市市民活動支援センターの
スタッフにもなり、自分も市民活動をする立場ながら、
ほかの市民活動を応援することも始めた。
自宅に帰れば、中学生2人の娘の母であり、理解ある夫の妻であり、
夫の祖母と母とも同居する嫁でもある。
足立さんのモットーとすることばは、「やってみよう!」
考える前に、迷う前に、まず「やってみよう!」
足立さんが登場する「たんば女性STORY」は、
明日2月25日と3月3日、FM805で20:00~放送。
アンコールはその週の土日10:00~。
サイマルラジオなら世界中で聴ける。
(足立美樹さんと)
(「だんない」で注文を取るのは、足立さんの母)