昨日紹介した佐々木常夫さんの本に書かれていた映画。
2015年公開の映画だが、気になるので、インターネットですぐ観た。
いい作品だった。
こういう年の重ね方をしたいと思わせる作品だった。
映画のタイトルは、『マイ・インターン』。
とにもかくにも、ロバート・デ・ニーロがチャーミングなのだ。
急成長したファッション通販会社のシニアインターンとして雇用された
70歳の男性が、職場の潤滑油として、見事な役割を果たす物語。
ニューヨークに拠点を置くファッションサイトのCEOジュールス(アン・ハサウェイ)は、仕事も家庭も両立させながら、誰もが羨むような人生を歩んでいると思われていた。
ところが仕事上でも家庭内でも大きな試練が訪れる。そんなときシニアインターンとして雇われたベン(ロバート・デ・ニーロ)が有形無形に見事なサポートを果たし、彼女は大いに救われる。
ロバート・デ・ニーロといえば、『ゴッドファーザーⅡ』や『タクシードライバー』など、ハリウッドを代表する名優。
デ・ニーロ演じるベンが実に愛すべきキャラクターなのだ。職場の世代間ギャップの調整役もすれば、告白ベタの男性に恋のノウハウを伝授する役回りもする。会社のリラクゼーションを担当する美人マッサージ師の際どいタッチに思わず興奮するセクシーさもある。
そして、何より、ジュールスの心を先読みし、彼女の頑なさをほぐしていく。
こんなに可愛くて頼もしい70代がいたらいいなと思うし、こんな70代を目指したいとも思う。