川越ことば磨き塾、今回は塾長へのインタビュー。
みんなで考え、テーマは「はじまり」と決まった。
いつも思うことだが、聴くほうも聴かれるほうも、
自分も知らない自分に気づくことが多い。
ことば磨き塾の「はじまり」を問われ、
最初から使命感に燃えていたわけではなく、
やりながら使命感が増してきたことに気づいた。
人生を振り返り、いまの自分のはじまりと言えるのはいつかと
問われ、高校受験不合格の時と答え、自分でも「そのことがあったから今がある」と思っていると、改めて気づいた。
リーダーとしての在り方を問われ、先輩とか後輩とか男性とか女性とか分けて考えず、その人の名前を再三呼びながら、丁寧なことば使いで接するといいと答えた。自分がそれが出来ていると胸を張って言えるわけではないが、今の心境に気づいた。
ラジオ番組の心構えを問われ、自分の人生の道標を教えてくれるものであり、心構えより心映えを大切にしていたと言いながら、答える自分に感心した。
改まったインタビューが初めてという人がほとんど。
聴き手の「はじまり」は、思わぬ発見の連続。
最初は、心の扉を開けることに四苦八苦するが、
扉が開き始めたら、楽しくなってくる。
扉の向こうの未知なる世界を知る喜びが湧いてくる。
(川越は着物が似合う街 着物三人衆)