丹波市が公募した「丹波市の歌」最優秀に選ばれたのは、
市島町の秋山知美さん。
いわゆる「曲先」、千住明さんがすでに作曲したものに、
後から詩を当てはめていくという難しいことをやってのけた。
丹波に引き寄せられるようにして、
1年前に移り住んだばかりの秋山さんは、
「丹波には生きていくために必要なものが全て揃っている」という。
タイトルは、「このまちとともに」。
今回は、丹波の地名は入れない約束事があったので、
丹波の四季の風景を思い浮かべながら、
全国どこでも歌い継いでもらえる歌詞にした。
最優秀賞が取れる確信はあったらしいが、
それでも実際に受賞が決まった時は、めちゃくちゃ嬉しかった。
その秋山さん、フリーランスで音響の仕事をする傍ら、
音楽学校の講師、野菜直売所の事務、FM805の編集業務、
有機農業と、いくつもの顔を持つ。
かつてシンガソングライターとして路上ライブしていたこともある。
かつて結婚していたこともある。
そして、いま。やりたいことが山ほどある。
まずは、丹波市の歌を広めたい。
オーガニックを極めたい。
賞金で、草刈り機を買いたい。
村の秋祭りを大成功させたい。
村の伝承歌を譜面に起こし伝えていきたい。
番犬を飼いたい。
鶏を育て、採卵したい。
罠の免許を取りたい。
ジビエの解体が出来るようになりたい。
シイタケ栽培したい。
チェンソーを扱えるようになりたい。
コンバインもほしい・・・。
百姓ということばが好きだ。
でも彼女は、二百姓くらいを目指しているのかもしれない。
秋山さん出演の『たんば女性STORY』は、
FM805たんばで、2月5日、12日、19日20:00~放送予定。
アンコールは、その週の土日10:00~。
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