新年最初のトークライブのゲストは、落語家の林家正蔵さん。
中学生の頃からの、ジャズ好き。
集めたCDやレコードは、何万枚になるか自分でもわからない。
心を温めたくなると、
一人、自宅のオーディオルームで「音浴び」をしているそうだ。
ジャズの知識が半端ではない。
会場に到着してから、選曲をする段階で、しみじみ嬉しそう。
語り始めたら止まらない。曲がかかったら陶酔状態。
その横顔を傍らで見ているだけで幸せな気分になってくる。
ジャズに滅法詳しい正蔵さんと「ジャズ談義」をしようと思っていたが、
語り出したら止まらない様子に、
「どうぞ、たっぷり!」という気持ちになり、聞き役に徹した。
出る幕のない心地良さを味わえた。
皆さんの感想から。
「好きに溢れた姿がステキでした!」
「正蔵師匠のまっすぐな感性が心に沁みました」
「同じことをしても、何を感じるかは、その人の生き方が現れるんだと
思いました」
「落語という伝統の世界にいて、ジャズはとても自由になれるのかなと思いました」
「真面目にきちんと生きてきた方だと思える話でした。中にたっぷりしたものをお持ちなんですね」
「正蔵さんの本音を語る顔、村上さんの傾聴の姿勢が心に残った」
来年1月、トランペット吹きに来るという正蔵さんと指切りゲンマン。
締めの挨拶していたら、再び正蔵さん乱入。