「すぐする」山形由美さん | 村上信夫 オフィシャルブログ ことばの種まき

村上信夫 オフィシャルブログ ことばの種まき

元NHKエグゼクティブアナウンサー、村上信夫のオフィシャルブログです。

フルートの山形由美さんと、ご自宅で対談してきた。
清流新年号の対談だ。
いろんな事情で、急な依頼となったが、快諾していただいた。
たまたまピンポイントで、この日だけという日が互いに空いていた。
これもご縁というものだ。
 
部屋の片づけ教室にも通っていた由美さん。
「快速家事とおもてなし」という、いわばハウスキーピングのノウハウを
教わっていた。整理整頓はもとより、収納家具の選び方、
生活動線に合わせた間取りの秘訣、
手をかけすぎず優雅にもてなすコツを学んだ。
きれいに片付いているだけでなく、
インテリアコーディネートも素晴らしい。
もてなしもさりげない。
その教えの極意は「すぐする すぐすむ」。
家事だけでなく、仕事で意思決定するときにも役立っている。
 
由美さんは好奇心旺盛だ。
これまでも、バレエ、日本画、俳句・・・いろんなことに取り組んできた。
つい最近、タヒチアンダンスを始めたそうだ。
タヒチアンダンスはフラダンスの基本姿勢で運動量が多い。
 リズムテンポは速く、力強い太鼓の音に合わせて
腰を回したりステップを踏むのでシェイプアップに効果的だ。
普段鍛えることが難しいお腹周りのインナーマッスルを鍛えられる。
始めた理由を問うと、由美さんは涼しい顔をして、
「くびれを取り戻すためです」と。
由美さんから突然「くびれ」ということばが出てくるとはビックリした。
 
何よりビックリしたのは、
由美さんが五十路に入ってから結婚したことだ。
東日本大震災後、孤独が怖くなり、「腹の底から結婚したい」と思った。
念ずれば通ず、引き寄せの法則で、伴侶となるべき人が現れた。
ともに、音楽、絵画、ワインが好き。共通することが多い。
商店街で買い物をして、いそいそ料理を作り、夫の帰りを待つ。
そんな「新妻」を楽しんでいる。
 
               (撮影・世良武史さん)
image
おもてなし上手の由美さん
image
お皿の絵も、由美さんが描いた
image

花見団子も出していただいた。

幼いころ、ハミヤダンゴとしか言えなかった思い出がよみがえる。

image
児玉清さんからいただいたワインをプレゼント。
ワイン通の由美さんに飲んでもらえば、児玉さんも喜ぶに違いない。