名古屋池下にあるカルチェラタンで、
元タカラジェンヌのまほろば遊さんとトークライブをしてきた(21日)。
遊さんと考えたキャッチコピーが「ことばの宝石がふりそそぐ」。
歌とトークと朗読。キラキラしたことばたちが、嬉しそうにしていた。
衣装を身につけ、ひとたびマイクを握ると、ザ・タカラヅカ。
すぐそばで話していて、まばゆかった。
宝塚時代の話、一人息子蘭丸くんの話、名古屋の話、朗読の話、
生き方の話・・・トークのネタも尽きることがなかった。
途中、ピアノソロの時、「ひまわり」に合わせて即興朗読。
音を聞きながら、その場で「ことば」を紡いでいくのは楽しい。
「ひらがなの生き方」を遊さんが歌ってくれた。
歌うたびに、ことばが心に浸透していくそうだ。
今回、ボクからは、遊さんの病気のことは話題にしなかった。
「にもかかわらず」の生き方はすごいとしかいいようがない。
タカラヅカにいた誇りと、歌うことで心情を表現出来ることが、
彼女を病魔から守っているのだろう。
そして、連れ合いの「浜ちゃん」の存在。
かつては、役者として舞台に立っていたが、
いまはサラリーマンをしながら、時に有給休暇を取って、
遊さんの舞台裏を支えている。
やさしくあたたかくおおらかに
遊さんを見守る浜ちゃんのファンになった。
(宝塚ポーズをとるムラカミ)
(左がピアニスト平山晶子さん、右がまほろば遊さん)
(名古屋よいとこ節を披露)
(中央がカルチェラタンの武部志摩子さん、
いちばん右が息子の武部一希さん)