FM805たんばの地域リポーター応援講座の講師をしてきた。
FMの収録後10分でスタジオから会場に移動して、駆け付けた。
「応援講座」というネーミングがいい。
まさに地域のために地域ぐるみで応援する。
地域情報発信する人を全力で応援する。
そうすれば地域活性化に役立つ。
FM805たんばでは、
丹波市内25の小学校区単位(自治協議会)で「地域リポーター」を委嘱し、
きめ細かい情報発信をしてもらう。
ラジオの良さは、いわば「下駄ばき情報」。
いささか乱暴な言い方だが、ハイヒールを履いた「すました情報」ではなく、
路地裏を下駄ばきで走り回って集めた「ドローカル情報」を伝えるメディアだ。
そこに暮らしていないと見えてこない情報を気軽に伝えられるメディアだ。
そんなリポートにはうってつけのメンバーが集まった。
子育て中の主婦たちが中心。
井戸端会議(古い言い方で失礼)やお砂場会議は情報のるつぼだから、
彼女たちは、貴重な情報源。耳寄り情報が電波に乗る。
リポーターに応募してきただけあって、表現能力はなかなかのもの。
「きょうの天気」を自分なりの表現で伝えてといきなり振ったのだが、
「三寒四温」「雨のにおい」「ピリピリする寒さ」・・・など、的確なことばが続々。
「お気に入り」の他己紹介してもらったが、耳をそばだてる表現を駆使しながら、
見事な内容だった。
ひとりよがりな押し付けにならないよう、共感を持ってもらえるよう、
客観視出来るよう心がけながらリポートしてほしいと伝えた。
超密着型の地域放送を、リポーターの皆さんが担うのは、この4月から。
活躍が楽しみだ。