熊本地震が起きてから、まもなく1年になろうとしている。
熊本市国際交流振興事業団も招きで、
震災復興祈念の「音魂 言魂コンサート」に参加してきた(19日)。
会場の熊本市国際交流会館は、震災の爪痕が残る熊本城のすぐ近くにある。
絵本朗読と、揚琴の演奏のコラボは、一昨年12月以来。
オープニングは、熊本ゆかりの小山薫堂さん作の『パチパチのほし』の朗読。
会場から、自然発生的に「パチパチ」というたびに拍手が起きた。
ムラカミ作詞、金亜軍作曲の『あの日 あの時』は、ボクの朗読に続いて、
金さんの演奏に合わせて、男2人のハーモニー。歌手デビュー!?
木村悠方子さん作の『きみがよものがたり』も、心に沁み入る朗読を、
金さんの演奏が、さらに情感豊かにしていた。
阿蘇高原のキツネを主人公にした絵本『キツネのフーくんと風の郵便屋さん』を、
北鎌倉での震災復興イベントに続いてムラカミが朗読。
原作者の葉山祥鼎さんに、
この朗読はムラカミさんをおいてほかにいないと言ってもらえた。
金さんの独奏も冴え渡った。
『五木の子守歌』は、熊本の人の心に響いたに違いない。
『櫻花変奏曲』は、桜吹雪が激しく舞う様子が想像出来た。
熊本城の桜の開花予想は、25日。もうまもなくだ。
(出演者揃い踏み 左から司会・風戸直子さん、
葉山祥鼎さん、ムラカミ、木村悠方子さん、金亜軍さん)
(明治学院4人衆 ボクの隣から葉山祥鼎さん、内村美代子さん、下田隆文さん)
(ソプラノ歌手 谷口実紗さん親子と)