次から次にインタビュー。
質問が答えを生み、答えが次の質問を生む。
前の人の質問が、次の人の質問に影響を与える。
相乗効果抜群のリレーインタビュー。
参加者全員が、聞き手と答え手の両方を経験する。
名古屋塾で面白かったので、大阪ことば磨き塾(2月27日)でも取り入れた。
テーマは「2月」。
いろんな2月の過ごし方、思い出が出てきた。
「雪の高野山」「今年に限っては、甥と姪が受験でドキドキの2月」
「天河神社で護摩炊き」・・・
せっかくのキーワードが、その人ならではのキーワードが出てきているのに、
反応しないで納得してしまう人が多い。
「なんでわざわざ雪の高野山に?」
「なんで自分の子でないのに、そこまでドキドキ?」
「天河神社は、どんな字を書く?どこにある?」
そんな素朴な疑問を口にすれば、どんどん具体的な話が出てくるはずだ。
簡単に「そういうもんだ」と納得しないで、こだわりを持ってほしい。
それにしても、同じ土俵でいろんな取り口の相撲を見せてもらった。
質問の仕方や答え方から、性格や人となりも見えてきた。
ことばの素晴らしいリレーだった。