千葉県柏市は、小学校4年から中学3年まで過ごしたところだ。
柏三小、柏二中を卒業した。
ボクがいたのは50年前だが、柏もすっかり様変わり。昔の面影はない。
きょう訪れたのは、柏四小。
講演前に、校長室で給食をいただいた。
校長先生とは、初対面でないらしい。
20年くらい前、六本木のレストランで食事をしていたら、
「いい声が聞こえてくるなぁ~と思ったら村上さんだった」と。
声の記憶が、今回の催しの実現に繋がった。
きょうは、子ども→おかあさんと、二階建ての講演。
まず、体育館に4年生から6年生270人ほどが集まり、ボクの話を聞いてくれた。
ボクの質問にも、いっぱい手をあげて答えてくれた。
朗読した絵本も、一所懸命に聞いてくれた。
40分は、あまりにも短く、あっと言う間だったが、
子どもたちの心に、嬉しいことばの種を撒いてきたので、
あとは、自分で水やりをして、笑顔の花を咲かせてほしい。
その後、図書室に移動して、おかあさんたちに種まき。
自分のかけがえのない子どもに「生まれてくれて有難う」
「自分の人間磨きをしてくれる、自分育てをしてくれる有難い存在」だと感謝しようと伝えた。
子育てをしようしようと力まないこと。むしろ子どもに育んでもらっているくらいに思うこと。
子どもは、自分の足りないことを教えてくれる「宿題」だと思えばいいのではというと、
納得顔の人が多くいた。
ついつい無意識で使ってしまう武器ことばをしまいこんで、
「だいすき」「だいじょうぶ」「うれしいね」「よかったね」「がんばってきたね」・・・
どんなときも、楽器ことばで子どもを支え励まし見守るようにしてほしいとも伝えた。
おかあさん自身が、自分で自分に「褒めことば」を言えば、
子どもにも、「褒めことば」が自然に出てくる。
(給食を前にご満悦のムラカミ氏)
(山本綾子校長先生)
(なぜか小魚はお盆に剥き出しで・・・)
(体育館では、4年生から6年生に種まき。
図書室に移動してお母さんに種まき。)
(ボクを呼ぶきっかけを作ってくれた小早川崇子さん)
(記念品贈呈役の女の子と)